#2632-リクエスト-
POSTED:2022/11/26 CATEGORY:NEWS先日、患者さんから治療内容のリクエストがありました。
耳鳴りで治療を続けていた患者さんで、良化しているのですが、あともう少しがまだ治りきらず、患者さん自身も色々と調べたりしたそうで。
こんなツボに打ってみてくれないか?とのご相談。
同業者の皆さん、こんな患者さんがいたらどうしますか?
①言いなりに言われた部分に打つ?
②説明して自分の方法で治療する。
③問答無用で突っぱねる。
僕は、今まで、②を選択する事が多く、それが良いと思ってたのですが、ここ最近は、①も悪くないなぁ、と。
もし、それで良くなれば患者さんにとっても良い事ですし、自分自身の学びにもなる。
確かに、ちょっとカッコ悪いかも知れないけど、それは自分の力不足やから仕方ない。
あとは、リクエストに応えるプラセボ効果も狙える。
インフォームドコンセントの観点で言えば、最初っから患者さんが納得してる治療法ですからね。
だから、僕は最近は、②の自分自身の考えを説明した上で、①を採用するケースもあります。
患者さんとのコミュニケーションが取れてる大前提が必要ですが。
で、もし、成果が出ないケースも納得した上で、自分の治療法に取り組んでもらえますしね。
自分のしょーもないプライドさえ捨てたら、完璧な方法の様に、現時点では思えます。
また変わるかも知れませんが。
なんだかんだで、鍼灸師の免許を取得してから18年ぐらい経ってますが、色んな考え方を変遷してきたなぁ。
これからもアップロードしていくんやろなぁ。
同じ方法を貫き通す良さもあれば、変化の良さもあるやろう。
どっちがどっちかわからんけど、自分なりに考え抜いた上で納得した方向性で治療させてもらおうと思ってます。
なので、色んなリクエストがあればお気軽にどうぞ。
自分なりの見解を述べさせた頂いた上で、一緒に治療法を選択していきましょ~!!