大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1922-コロナのリスクと自粛のリスク-

POSTED:2020/06/08 CATEGORY:BLOG

うちの親戚のおばちゃんが介護付きマンションみたいなとこに入ってまして。

コロナ以前はちょくちょく誰かしらが会いに行ったり、一緒に食事に出かけてたりしてたんですが、コロナで一切の施設内立ち入りができなくなり・・・

外出もできひんし、弱ってまうやろなぁ、と心配してました。

もう90やし、大腿骨の骨折とかも既往もあったので、余計に心配。

ま、段々老いるのは仕方ないんですが、こんな事で一気に老いるのはねぇ。

なんだかやるせないもので。

で、昨日、久々に会うたんです。

施設内には立ち入れないですが、美容院に行くので、そこで会って、頼まれてた靴とインソールの新調&フィッティングに。

足のサイズは以前に測ってたし、何足も履いてもらってるので、だいたいのサイズ感はわかってたんですが、思いのほか足が浮腫んでてビックリ!

そら足も重いし、足首も動かんし、歩きにくいわなぁ。

いくら、施設で面倒見てもらえる言うても、そこまでの面倒はみてもらわれへんかぁ、と思ったりしながら、とりあえずマッサージ。

いくらか浮腫みは取れ、靴も履ける状態に。

『足が軽くなった』と喜んでくれました。

施設に立ち入れるなら、また時間作って行くんやけど、なかなか難しいので、どうしたもんかと、自分できる事はアドバイスしましたけど、どこまでできるかねぇ、もう90やしねぇ。

 

で、帰り際に、『またみんなでご飯行けたらええなぁ!』と言うたら、『いつになるかなぁ。年末ぐらいかなぁ。』みたいに言うてましたけど、90歳の半年、一年は長いよなぁ。

コロナももちろん怖いかもやけど、ひたすら隔離して、どんどん弱ってしまうんもどうなんかな、と。

ま、一概に括れないと思いますけど、なんか上手い事やらんと、コロナのリスクだけを強調しちゃうと、こういう事って他の事でも起こって来ると思うんですよねぇ。

死ぬことに関しても、コロナだろうが、何だろうが、一緒なんですよ。

大阪府知事の吉村さんなんかは、コロナのリスクは背負いながらも、経済死を無くすような事を言って少し早く経済活動の再開をさせましたが、こういう判断は今後必要になると思う。

もちろん、感染対策をしなくていいわけではない。

コロナなんて、怖くねーよ!ではない。

でも、必要以上にビビって何もせんかったら、そこには色んな事をしないリスクがある。

そこを考えてるかどうか、です。

学校も休みにするリスクは絶対にあって、数歳の子の3ヵ月や半年って、大人のそれとは比較にならんぐらいデカいわけです。

それをコロナを避ける為だけに使うってどうなんよ。

コロナを特別視し過ぎと言うか、、、

また、反感を買ったり、誤解を招く事もあるかも知れませんが、僕は、やっぱりそう思うなぁ。

万が一ばっかりやなくて、色んなバランスを見極めながらのそれぞれの判断が必要になるかと。