大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1873-子供の叱り方-

POSTED:2020/04/06 CATEGORY:BLOG

色んな事が自粛され、家族で過ごす時間が多くなりました。

ランニングしてても公園でも、たくさんの親子を見掛けます。

 

で、『よそはよそ。うちはうち。』だとは思うですが、余計なお世話を。笑

 

僕が大嫌いな叱り方があります。

嫌いと言うか、なんかそれって違わへん、って話なんですが。

『○○さんに怒られるからやめなさい。』という叱り方。

その行為自体がよくなかったり、家庭の決め事としてよくないから叱ってるんぢゃないの?!

誰かに怒られるから叱ってんの?!

僕はこれがピンと来んのですよね~。

 

『先生に怒られるから静かにしなさい』

『店員さんに怒られるからお店のモノは触ったらアカンよ』

『近所のおばちゃんに怒られるから・・・』

 

全部、違うでしょ。

誰かに迷惑を掛けたり、良くない行いだったり、マナーに反したりするから、叱り、躾けるわけでしょ?

僕はそう思ってます。

社会で生きて行く中でのルールとか、人間として、男として、女として、そういうとこが大切だと思って、子供に教えるわけでしょ。

あのおばちゃんに怒られるから、って言うなら、その前に、お前が注意しろよ、と思ってまう。

こじつけかも知れんけど、責任を擦り付け合う世の中やから、そういうとこも責任転嫁すんのかな、とか。

子供に対して、悪者になれない親なんて、話にならんと思ってますけどね。

子供に媚びて、子供に好かれるように気ぃ遣って、何してんねん、って。

自分の子は自分の責任でやるしかないでしょうよ。

もちろん、社会全体で子育てはするもんやと思うんやけど、それは親が一生懸命育てるのが大前提。

なんかちゃうな、感じる事がちょくちょくあります。

 

あと、これは僕も何度もやってしまった事はあるのですが、できない約束をするケース。

『○○したら、○○買ってあげる』とかではなく、『○○しないなら、おうち入れないよ』とかね。

どうせ入れるやん。笑

子供らが一番わかってます、って。

はいはい、そういう“ごっこ”ね、と。

叱りごっこ、厳しい親ごっこ、何か知らんけど、どうせ許す。

その前提の、激しめのアクション。

これって、良くないなと最近特に思うんです~。

うちやと、長男が何かと問題起こしがちで、『○○したら、ソフトボールを辞める』とか言うても、結局、親も辞めて欲しくなかったりね。笑

でも、これも、約束するなら、辞めさせないと意味がない。

この親はホンマにする、と思わせないと。

子供が親をナメると、周囲の大人をナメる事に繋がる。

そらそうよね。

一番身近な大人がそうやったら、他の大人もナメるよね。

子供って少なからず、大人をすごいと感じてて、親はその中でもすごいと思ってると思うんです。

だから、ナメさしたらダメなんすよね~。

 

あっ、あと、子供の可能性もナメたらダメ。

怪我はしても良い。

本人が出来るという事はやらしたらいい。

失敗してもそこから学ぶし、自分がどれぐらいできるかも理解するからね。

これ、こないだ公園で思ってね。

2歳前後の子かなぁ。

肋木やってて、子供がどんどん登ろうとするんやけど、『危ない、危ない』言うて、手添えて、少し登ったらところで『落ちたら危ないから止めようね』って下ろしてました。

なんじゃそら。

一見、優しそうですが、子供の好奇心やチャンスを奪ってるだけでしょう。

これからの先の人生たくさん躓いて、その度に立ち上がらなアカンわけですよ。

いつまでも、躓かないように隣に寄り添うおつもりですか?!

大事なのは、転けても立ち上がれる人間に育てる事でしょう。

なんか、腹立つと言うより、心配なってまいましたわ。

この子らがどんどん大きくなって、どんな世の中なるねん。

俺らの老後支えてくれんのかな、とか。

となると、自分でやるしかないか。

いくつになっても働く。

はい、体力必要。

鍛えるしかないな。笑

 

コロナで世間はホンマにバタバタ。

人の批判するより、自分がどうすべきかを考えたいですね。