#1704-お父さんコーチ-
POSTED:2019/09/05 CATEGORY:BLOG小学生ぐらいのスポーツには、お父さんコーチがつきもの。
お母さんコーチの場合もあるけど、今回は便宜上、親がコーチをするケースをお父さんコーチと呼びますね。
僕が接するのは、野球、ソフトボールなので、そこの話を中心にしますが、一般的に“お父さんコーチ”と言うとどんな印象でしょうか?!
僕は、少年野球の偉そうにふんぞり返って、罵詈雑言をブチまけまくる前時代的なイメージを持ってます。
指導する知識もなく、あるのは経験値と情熱のみ。
なんなら、経験もなく、情熱一本勝負の人もいるかもね。
もちろん、そんな人ばっかりではないんやけども・・・
そら、情熱は大切で、経験もあるのは、悪い事ではない。
でも、一番大切なのは、選手に対する敬意と、自分も学ぼうとする姿勢なんちゃうかな、と僕は思ってます。
経験値は素晴らしいんやけど、時代も変わってるし、何より、経験は選手としてであり、指導者としてのモノではないからね。
自分が試行錯誤して体得した技術はあるけど、それが全選手に当てはまるとも限らん事を自覚しないといけない。
それが、全選手同じなら、指導は教科書があれば事足りるわけですから。
内容、タイミング、考える事は山ほどあります。
しかも、何が正解か、なんて言い出したら、、、
そうそう、ちょうど、こんなネット記事がありまして。
はい、僕もお父さんコーチとして、考えさせられる部分もあります。
『自分は違う』と言う人は多いかも知れないけど、やっぱり大なり小なり気を付けなアカン部分はあると思います。
僕もあります。
でも、一概に言えない部分、難しい部分もあります。
親と子という関係は切っても切り離せないですし、グラウンドでは選手とコーチなんですが、だからって他の選手と丸っきり一緒ではないですよね、誰でも。
一緒に住んでますし、風呂も入るし、自然と話す機会も増える。
いくら平等に接しても、絶対に特別なんです。
と言うより、自分にとって特別と言うか、周りから見ると絶対にそう見えちゃう。
そこに対しての配慮もしないとチームバランスは崩れると思うし、そこが難しいんちゃうかなぁ。
甘やかしても厳しくしても特別になってしまうし、意識して同じに接してる時点で特別。
もう、親と子である以上、そうなるし、そう見てまうのよ。
だから、そこはもうどっちでもええと思う。笑
野村監督とカツノリ選手、長嶋監督と一茂選手、原監督と菅野投手、切っても切り離せないでしょ。
指導の仕方や、内容が適切であれば、それ以外はどうだっていいんです。
選手に対して向き合って、コーチ(馬車)の仕事をする自覚をしっかり持っていればそれで良い。
お父さんコーチって尊いもんやと思いますよ。
でも、勘違いはしちゃいけません。
『教えたってる』『コーチしたってる』なんて思ってる人がいたら、即刻辞めて下さい。
そんな発想の人間から学ぶ事は一つもないです。
反面教師にもなりません。
コーチは選手あってこそ。
お互いにリスペクトし合って、共に高め合っていく。
簡単ちゃいますけどねぇ。
だからこそ、そこを目指す事に楽しさを感じないとね!!