8.15

僕らのおじいちゃんおばあちゃんの世代の話やけど、やっぱり僕らもなんとなく「8月15日」は特別な日なんやな、と子供の頃から思っていました。

でも、今の子らはどうなんやろね。

そういう意識があんのかな。

と言うのも、先日、患者さんと話していて、小学6年生の息子に『今日（8月6日）何の日か知ってる？』と聞いたところ、『敬老の日かな』言うてて、なんかこれってアカンな、と思った話を聞いてね。

僕も、確かに、それは良くないな、と。

うちの子らが、その答えを知ってるか知らんのかも知らんけど、原爆ドームとか連れて行った事はないし、テレビとかで観たりして、なんとなくわかったりしてんのかな。

今日は、台風でそれどころやないかもわからんけど、8.15は日本人にとって特別な日で、大変な過去があったから、今の平和な日々があるわけで。

先人への感謝と敬意、何があっても二度と繰り返さないという強い意志が必要だなと。

みんなが満足して、現状に感謝して生きれば、戦争なんて起こらない。

我が我がで奪い合えば、戦争が起きてしまう。

戦争に行かれた97歳の方が言っていたけど、『何のために戦争してたかわからん。国の為とか、そんな想いはなかった。』と聞いて、僕らの耳に届いてる情報の一部は、なんとなく美化されてる部分もあるんかな、と思ったり。

だんだん、経験した方の話を聞ける機会も少なくなってくるので、こういうお話はとても貴重だと思います。

自分らが、今、戦争を身近に感じる事はないけども、何気ない日常への感謝、大先輩方々への敬意、絶対に忘れたらアカン。

8.15はそんな日やと思います。

平和に感謝して、筋トレ。

平和に感謝して、ビール。

さー、今日も平和な一日を。