大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1533-ジュニア期の怪我やスポーツ障害-

POSTED:2019/02/05 CATEGORY:BLOG

最近、子供さんの患者さんが多いです。

スポーツや体育や遊んでいる時に怪我をした等、理由はそれぞれですが、同じような特徴があります。

まず、一つ目は、自分の身体をコントロールできない子が多いです。

前回りや後回りなんかが苦手だったり、ぶら下がって自分の身体を支える事ができなかったり。

そりゃ、怪我しますよね。

何かの競技に特化する以前にやる事があるな~、というタイプです。

あとは、明らかに競技に特化し過ぎ、練習し過ぎのケースです。

本人も親御さんも上手くなる為に一生懸命なんですが、頑張るベクトルが残念ながらズレてしまっています。

リフティングめっちゃ上手いけど走られへんとか、バッティングは当たったら飛ぶけど走塁が苦手、守備はからっきしやけど肩は強いタイプとかね。

このタイプは怪我もそうやし、競技によって特定の場所に負荷がかかるので、そこにスポーツ障害が起こりやすいです。

子供のスポーツ障害は、それ以降のスポーツ活動、下手したら日常生活にも負の遺産を残してしまうので、そこはできるだけ避けたいところ・・・

ま、子供のうちは、あんまり一生懸命になり過ぎずに(特に親が・・・)、伸びしろをしっかり残して、高校や大学に進学していくのがええかと思います。

当院では、治療はもちろん、セルフケアの方法や、トレーニングまで指導させてもらいます。

『痛みを治す』だけでなく、『再発予防』や『パフォーマンスアップ』まで狙っていかんと意味がないですからね。

怪我して良かった、と思えるぐらいのことをやりたいです。

あとは、挨拶とかのコミュニケーションスキルも身に付けて欲しいなぁ。

スポーツをする上で、絶対に必要なスキルです。

なので、初診時はともかく、子供さんだけでの来院も大歓迎です。

子供が自分の事を自分でする意識はとても大切ですから。

親が何でもやっちゃうと子供の成長の場を奪ってしまいますからね。

時間はかかるかも知れないし、うまくいかない事もあるでしょうけど、それはそれで貴重な経験になります。

僕はそう思って、なるべく子供達には、自分の事は自分でするように伝えています。

と言いながら、毎朝、コーヒーが出て来るまで動かん男が偉そうに言うな、ってね。笑