#1486-朝比奈沙羅「五輪金と医師」二刀流の人生観を語る-
POSTED:2018/12/05 CATEGORY:BLOGタイトルにあすYahoo!記事は
あっ、全然関係ないけど、今日はこの曲をBGMにブログ書いてます。
知ってます?!
これ好きやねんなぁ~。
高校生ぐらいやったかなぁ~。
なんか切なさとカッコ良さに溢れた曲なんです。
このアルバムは未だに名盤の一つやと思てます!
さてさて、タイトルの内容に戻るとして。
柔道の朝比奈沙羅選手が、東京オリンピック金メダルとその後の医師の道、という人生観を語ったそうです。
今は、「勉強の息抜きが柔道で、柔道の息抜きが勉強」だとも語っています。
皆さんはどう感じますか??
二兎を追う者は一兎をも得ず??
日本的価値観で言うと、こういうのは嫌われますよね。
欲に対して基本的に良く思わない国民性というか、それはそれで良さでもあるんでしょうけど、欲張りは嫌われますよね。笑
天は二物を与えず、とかもそうかな。
なんか、○○一筋がヒエラルキーの頂点にあるような精神構造があるように感じます。
スポーツでも小さいうちから、何かのスポーツに特化して取り組む傾向があったりするのもその影響ちゃうかな。
今でこそ、大谷選手の二刀流だったり、根尾選手が中学時代にスキーでも日本一になってる事なんかがあり、少しずつ風向きは変わって来てるような気がしますが、まだまだ底辺のレベルでは、そうも行かんでしょう。
根強く昔からの価値観が残っていると思います。
別かも知れんけど、指導者がふんぞり返って指導してるのも、それに繋がってると思うんです。
価値観の押し付け、と言うか、一つの価値観しか認めないような空気感がそういう指導者を生み出してると思います。
それもあるよね、そういう考え方、やり方もあるよね、というような許容の感覚があれば、そんな事はできんでしょう。
自分が絶対的な存在だと思ってるから、そういう態度も取れるわけで。
そういう人が指導者だと根尾選手や大谷選手は育たんと思います。
冬場にスキーするぐらいなら、走り込め、筋トレしろ、他の指導者の話を聞くな、となり兼ねない。
あっ、でも今日は野球のそんな狭い世界の話をしたかったんぢゃなくて!!
オリンピック金メダルと、セカンドキャリアとしての医師の道ですよ!
素晴らしいですよね~!
こういう発想が生まれたご本人、家庭、指導者の方々が素晴らし過ぎるっ!
武井壮さんも言うてますけど、スポーツに全てを懸けるのは危険過ぎます。
勉強せんとスポーツ推薦で高校いって、その後、どうしようもない人たくさんいますね。笑
変にエリート意識だけ残ってると、こんな厄介な話はない。笑
社会に出たらペーペーから一斉スタートなのに、自分は人と違うと思ってたりしますからね。笑
いや、一緒やっちゅーねん、むしろ勉強して来てへん分、後ろからスタートかも知れんぐらいやのに。
ま、勉強が全てとか、学力がどうとか、の話ではないんですけどね。
こういうセカンドキャリアの発想も持っておくべきなんです。
今回、朝比奈選手は、グランドスラム準決勝で、高校生に敗れましたが、皆さんなら、どう考えますか?
勉強に時間を割いたせいで、練習時間が足りなかったから?
この発想はとても危険やと僕は思ってます。
全てを時間や量の不足に結び付けると、他の事は何もできなくなります。
リアル寝る間を惜しんで、になります。
いや、寝んとアカンでしょう。
ナポレオンちゃうねんから。
ナポレオンもホンマは寝てたんちゃいますかね。
寝んと、スポーツも仕事も遊びもええパフォーマンスは発揮できませんよ!
ご飯もしかり、です!
僕は、朝比奈選手みたいな選手がどんどん出て来たらええな、と思います。
スポーツ選手のセカンドキャリア、って今でもすごく大きな問題やと思うんですが、選手やそれに携わる人間の感覚が変われば、絶対にどないにでもなる話なんです。
それをみんな見て見ぬ振りして、最後になって焦るから今みたいな状況になってるんでしょ?!
外国では、弁護士なったり医師なったりしてる選手もザラにいます。
頭がいいとか悪いではなく、発想が違うからです。
文武両道という言葉が特別ではアカンのです。
それで当たり前の世の中になったらええな、と思います。
逆に、勉強だけ、も僕はなくしたいんです。
そういう子にスポーツの素晴らしさ、身体を動かす事の楽しさを伝えられたらな、と。
クボトレキッズや上町アスリートクラブって小さい地域の小さい話ですが、それぐらいの熱い想いはこもってるんです。笑