大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1345-児童虐待事件に思う-

POSTED:2018/06/09 CATEGORY:BLOG

目黒区の結愛ちゃん事件が世間を騒がせていますね。

結愛ちゃんの手紙を読むだけで心が痛い・・・

とくに『結愛』って名前が、読みは違えど、親戚の子と同じですからね。

余計に、他人事に思えない。

 

とりあえず、こちらのYahoo!記事を。

 

「パパ、ママいらん」でも「帰りたい」亡くなった5歳児が、児相で語っていたこと

 

 

こういう事件を見る度に本当に胸が痛みます。

でもね、けしからん、って断罪しててもしゃーないんですよ。

もちろん、親は絶対にアカン。

許される事ではない。

でもねでもね、親はみんな明日は我が身なんですよ。

偶然、そうならんかっただけで、もしかしたら、そうなっていたかも知れない。

最後のところで踏ん張ってただけかも知れない。

だとしたら、最後のその踏ん張りってなんやったんやろ?!

親になってから、どうこうより、親になるまでの、自分が子供の時とかの人格形成が大切だと思うんです。

おじいちゃんおばあちゃんの子育ての結果がそういう親を生み、そういう事件に繋がってしまってるわけですよ。

そこを切り離して考える事は絶対にできない。

自分ら世代も含めて、子供に対して甘いな、と感じる事がとても多いです。

厳しくすれがいいわけではないし、手を上げろって話ではもちろんなくて。

子供をどうしたいのか、そこが見えない。

結局は、目先の利益と言うか、《甘やかす=子供喜ぶ=親も好かれる》そんなん安い構図しか見えてけーへん。

僕は、社会に出た時に、親になった時に、と思って、子供と接するようにしています。

それがいいのかもわからんねんけどね。笑

今に始まった事か知りませんが、今の子供達とたくさん接してて思うのは、お利口なお子さんがとても多い。

争いごとはしないし、みんなが良い子のポジションにつこうとする。

ケンカしてる子より、仲裁してる子の方が多い。笑

でもね、曖昧な返事でAともBとも決断せず、なんとなく空気を乱さない子が優しい子ですかね?!

空気を読む事が第一で、枠からはみ出す事を極端に避けたがる子が、社会で勝負できますか?!

怒られてでも前に出るぐらいぢゃないと、大人になって急に自分で考えて頑張れって言われても無理でしょ。

動物でも一緒。

保護ばっかりしてかわいがって、急に大自然に解き放ったら、そら死にますって。

生き抜き方知らんねんもん。

子供育てるにしてもね、子供をかわいがり過ぎたり、手を掛け過ぎるから、なんで思い通りにならへんの?となる。

こんなに愛情込めて、手を掛けてるのに、ってね。

『○○してるのに』って、だいたいろくな結果生まないですから。

相手に何か尽くしてるような言いぶりやけど、求めてるのは見返りから。

働いてるのに、給料くれへん、って事でしょ。笑

子供に対してもそう。

無償の愛ですよ。

できない事は無理しなくてもいいと思うんです。

風呂毎日入れんでも死にませんって。笑

でも、自分が教えたらなアカンと思う事は、一生懸命教えてあげたらいい。

子育てなんて他人と比較するもんでもないし、同じようにやっても子供もそれぞれで受け取り方もまちまちやから、結果もいろいろ。

それでいいでしょ。

大事なのは、自分の伝えたい事を一生懸命伝える事、見返りを求めない事。

取捨選択をするのは子供ですから、親の教えを捨てる事もあるでしょう。

そんなん、しゃーない。

寂しい気持ちもわかるけど、それも成長と喜べるぐらいの器のデカい人間になりたいですよね。笑

ま、何にせよ、同じような事件が二度と繰り返されない事を願うし、今も表面化されてないケースは身の回りにもあるんちゃいますかね。

俺が防いでやる、とか大きい事は言えないけど、たくさんの人と接する中で、何かそういうモノを防げるキッカケにでもなれたらな、と思います。