大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1160-足の速さ-

POSTED:2017/10/21 CATEGORY:BLOG

こうも毎日雨やと慣れて来ますね。

普通にチャリ乗ってますし、傘をさした覚えもないです。

濡れても乾くしね、と変にポジティブになってきました。笑

 

さてさて、『足の速さ』と一口に言っても、その要素は大きくわけて二つあると思います。

①スタートダッシュの速さ

②トップスピードの速さ

100m走ですと、シンプルにこの二つが速ければ速いですし、その他競技では、これらの要素の最大値だけでなく、スピードをコントロールする力が求められます。

要は、一口に足が速くなりたい、スピードが欲しいと言ってもどういった局面でのスピードを指すのか、自分の強み弱みは何なのかという事に目を向ける事が大切です。

それは、小学生とて一緒。

足が速くなりたいなら、それぐらいの意識は持った方がいい。

単純に走るのは速くなくても、障害物リレーでは活躍できる子や、スタートは得意やから、タイムは伸びなくても一緒に走ると、前に出て抜かせない子とか。

色んな要素があるわけです。

ま、これを理論的に理解するのは難しくても経験値を積む事で、なんとなく体感的に理解できたらなと思って、上町アスリートクラブでは必ずリレーをしています。

しかも、色んな速さの子と走るので、抜きどころの見極めやスピードのコントロール、色んな事を経験の中で幹事て学んで欲しいなと。

で、最初に大きく分けた二つの要素についてですが。

スタートダッシュと、トップスピードでは求められる動作が違って来ます。

スタートダッシュのような加速局面では、上体を前傾して、下肢で地面を「押す」ピストン動作で身体を加速させます。

球技で言うと切り返しの局面なんかもこの動作が必要になります。

トップスピード局面では、上体を起こして、脚全体を股関節中心に「振る」スイング動作になります。

ま、細かく言うと、ただただ足を振るだけは、力が逃げてしまってロスが生まれるので、脚を引き上げてくる動作も必要になります。

陸上短距離の選手は、0.01秒を争う世界なので、どこまでも突き詰める必要はありますが、その他競技においては、加速局面の動きの方がはるかに多いので、そちらを中心にトレーニングをする方が成果は出しやすいという事になります。

もちろん、トップスピードは必要ないという意味ではないですよ!

しっかり理解する事で自分がどこで勝負できるかを考える事が大切です!

サッカーの岡崎選手なんかは、その典型例だと思います!

決して足が速くなく、テクニックに優れたわけでもない彼が、日本を代表するストライカーになり、海外でも活躍選手になれたのは、自分自身を理解して、それに適したトレーニングに取り組んだからです。

トップスピードで敵わなくても半歩先に動ければチャンスが生まれるのが球技の面白さです!

足の『速い』『遅い』だけにとらわれず、必ずチャンスはあると信じて取り組む事が一番大切です!

 

さて、今日はこの大一番!

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勝って欲しいなぁ~。

相手が強いのは百も承知やけど。

おっさんらの老獪なハンドボールを若者に見せつけてやりましょう。笑