大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1054-バレーボール考-

POSTED:2017/06/13 CATEGORY:BLOG

最近、嫁さんがママさんバレーをしている事もあり、練習のお手伝いに行かせてもらう事がちょこちょこあります。

バレーボールに関しては全くの門外漢ですし、経験と言えば、体育の時と、学生時代に球技大会の為に授業をサボっては練習したぐらいで・・・笑

でも、僕なりにバレーボールという競技に関して考えてみたいなと。

 

通常、オリンピックなんかで見るのは6人制で、いわゆるママさんバレーと呼ばれるのは9人制なんです。

人数の違いだけかな、と思ったら細かいルールもかなり違って、できるだけ多くの方が楽しめるように、ラリーが続くように工夫されていると思います。

例えば、サーブはテニスみたいにセカンドサーブまでチャンスがあります。

なので、極端な話、1本目は入っても入らなくてもいいので、かなり『攻めた』サーブを狙えます。

2本目は多少甘くなっても必ず入れる必要があります。

経験の浅い方でも、2本チャンスがあれば1本は入れれるレベルにさえなれば、試合を楽しめます。

やっぱりねぇ、サーブが入らんのはどないしょうもないですからね。笑

他人に左右される事なくできるプレーなので、ここは最低限練習せんとアカン部分でしょうね。

一応、ジャンプサーブはアカンらしいです。

これもサービスエースを減らしてラリーが続くように工夫しているんでしょうね。

いきなり、元全日本みたいな選手が加入して、全部サーブで決まったらおもろないですもんね。笑

ちなみに、卓球のサーブは、経験者のはホンマに取れません。

どっち向きに回転してるか全くわかりません。笑

経験者のややこしいサーブを禁止するルールはないんかなぁ。笑

 

あとは、ブロックでワンタッチがあるとそれも回数にカウントされるので、次のボールでトスを上げる必要があります。

これも、オフェンスをしにくくするルール作りになっていますね。

ちなみに、ネットにかかったボールはノーカウントなので、もう一回打てます。

上手な選手は、繋げないと判断するや、ネットを使って、ボールを繋ぎ直します。

あれは、通常とかなり違う技術なので、慣れるまでは相当の経験が必要になりそうです。

普通のバレーでわざとネットに向かって打つ技術は必要ないですもんねぇ。

ブロックも指先がネットを越えてはいけないので、シャットアウトするよりは、本当にただの壁の役割になります。

なので、攻撃側が、決めれないと判断するとわざとブロックを使って、自コートにボールを戻し、攻撃し直すケースもあります。

 

ま、他にも細かい違いはあるんでしょうけど、ざっくり僕が気になったルールを挙げてみました。

これら、全ては、『守り』を優先したルールです。

と言う事は、競技特性として、とにかく点が決まりにくいわけです。

だから、いかに点を取るかより、点を取られないかに重点を置いた方がいいのかな、と。

男子の6人制なんて、守備側がノーチャンスのケースが多くあるので、いかに、点を取るか、と言う事もかなり重要になります。

守るにも限界がありますから。

でも、ママさんは極論、落とさなければ、負けない。

逆に言えば、ミスでの失点は極力減らしたい。

甘くなってもいいから、ミスしない、事が凄く大切だと思います。

ミスはノーチャンスですが、返せば、また拾えば良いだけです。

となると、いかに、ミスをしないか、を考える事が上手なプレーヤーになる近道です。

 

ミスも大きく分けると、技術的なミスと頭のミスに分かれると思います。

技術的なミスの大半は、ボールにきちんとコンタクトできなくてしっかり返せなかったり大ホームランになってしまったり。

ボールに対するコンタクト能力、いわゆる『当て感』ってやつですね。

これは、小さいうちに磨くべき能力の一つだと僕は思ってるのですが、大人になってからでも磨ける可能性は十分あります。

これは練習というより、遊びから能力の向上に繋がる事も多いので、色んなスポーツに親しんだり、子供とボール遊びをしたらええですね。

極端な話、フォームが悪くてもボールを繋げる可能性は十分にある。

もちろん、理に適ったフォームは大切なんですが、それだけでは、ダメなんです。

目で仕入れた情報を脳で処理して、身体を動かさないと。

少し意識するだけでも変わるので、当てるのが苦手な方は、少し意識してみて下さいね~。

 

次は、頭のミス。

どこにボールが飛んでくるかの予測ですね。

何を準備すべきか、考える。

予測、準備ができていれば、失点をするケースは圧倒的に減らせるはずです。

想定外は、日本人の得意技かも知れませんが、スポーツに関しては、いかに想定外を減らすか、が大切です。

これは経験値も大切ですが、同じ一つのラリーでどれだけの事を感じれるか、が大切です。

「センス」ってやつですね。

でも、これは生まれ持った才能ではなく、いかに考えるか、という事です。

あー、このプレーはこうやったな、自分がどうしてたら防げたかもな、とかそういう事をどれだけたくさん考えられるか。

ま、言うは易し行うは難し、ですが。笑

 

あとは、最終的に差をつけるのはフィジカルです。笑

フィジカルバカですいません。笑

でも、結局は、今挙げた技術的な差、頭の差はある程度、経験を積むと差は小さくなります。

初心者が経験者に追いつくまでは、大きいですが・・・

怪我をしてたらどんなに上手でも意味はないですし、足が動くかどうか、動かし続けれるか、が大切です。

となると、クボトレするしかないですよ、ってオチで。笑

ちょっとフリを利かせ過ぎて長くなってしまいましたが、キレイにオチましたね。

話は落としても、ボールは落とすなよ、って事で、お後が宜しいようで。