まことしやかに言われてる事って意外に多いですよね。

「身体の歪みが・・・」とかって言いますけど、歪みって何ですのん？

こんなんね。

すごくわかりやすくてキャッチ―ですよね。

歪み直さなきゃ！ってなりますよね？

でも、果たして左右対称が「善」で、歪み（左右非対称）が「悪」なんですかね？

心臓は一つしかないし、肺も左右で形が違うし、胃も、肝臓も左右非対称な形やし、腎臓も左右で高さが違います。

利き手や利き足もあれば、利き目もあります。

やのに、「アナタの骨盤歪んでますよ！」なんつって、「歪みを取りましょう」「一回では治らないのでまた来て下さいね。」「また歪んで来ましたね、治しましょう。」「それは日常生活のせいですよ。」なんつって。

素晴らしく理路整然とした感じですが、僕は疑問を感じずにはいられません・・・

あとは、「安静にしてたら治る」とか「寝てたら治る」みたいな理論ね。

そら、症状によっては安静にすべきですが、多くの方は、運動不足による痛みです。

正しく動かす事で、最初は痛くて、だんだん痛みがなくなります。

最初の入り口の段階で「痛いから」ってやめてたらいつまで経っても前に進みませんよ。

80代女性の患者さんも最初は「痛いから」って全然、運動してくれませんでした。

「動かしたら余計に痛くなった」とかって言って、辞める理由を話してくれます。

内心「しんどいからやめたいだけやろな～」なんて思いながらも、続ければ良くなる確信があったので、励ましながら頑張ってもらう続けてもらうと・・・

結果は言うまでもありませんね。

今じゃ、患者さん自身が、他の方に広告塔の様に「動かさんとあきません。」なんて言ってくれてますからね。笑

若い人も一緒ですよ。

寝てて治るなら、土日の休みずっと寝てたら元気なりますか？って話なんです。

結局、寝てても元気ならんでしょ。

思い切って動いた方が、絶対ええんですって。

ヒトも動物です。

「動」く「物」なんです。

動いてなんぼ。

じっとしててもアカンように出来てるんですよ。

このおばあちゃんの様に、最初、正反対やったのに、今となっては運動の重要性を誰よりもわかってくれてはる。

こんな嬉しい事はないです。

まだまだ社会に浸透してるとは思えないので、少しでも、うちの周辺だけでも、それが浸透して、みんなが元気にアクティブに笑える社会になれば良いなと思います。

おじいちゃんおばあちゃんと喋ってマッサージして、「お大事にね」「無理しないでね」「また来てね」みたいな従来の整骨院のイメージを覆したいですね。

久保鍼灸整骨院から、本当の健康の意味、トレーニングの重要性を発信しまっせー！