大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#995-運動後の体重減少-

POSTED:2017/04/01 CATEGORY:BLOG

僕がずっと心の中で『アホちゃう』と思ってる事。笑

いや、口に出してるか。笑

運動後の体重減少を喜んでいる方、よく見かけます。

さすがに、クボトレをしている方でそんな方はほとんご見かけませんが、以前にフィットネスクラブに勤めていた時は、そんな人が多くて多くて。

エアロして体重減って、サウナ行って体重減って・・・

それってね、ただただ水分が抜けてるだけ。

そう、汗かいただけ。

確かに体重は減ってるけど、それを痩せたと言うんでしょうか?!

みなさんが減らしたいのは脂肪でしょう??

脂肪は残念ながら、そんな短期間では減らないんですよねぇ。

悲しいかな。

で、ただこれだけでは「私はそれでも減ってるから嬉しいの」ってご婦人にご忠告を!

 

以下、参照

水分損失率(対水分)と現れる脱水諸症状の関係

水分損失率 症状例
1% 大量の汗、喉の渇き
2% 強い乾き、めまい、吐き気、ぼんやりする、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量減少、血液濃度上昇
3%を超えると、汗が出なくなる
4% 全身脱力感、動きの鈍り、皮膚の紅潮化、いらいらする、疲労および嗜眠、感情鈍麻、吐き気、感情の不安定(精神不安定)、無関心
6% 手足のふるえ、ふらつき、熱性抑鬱症、混迷、頭痛、熱性こんぱい、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇
8% 幻覚・呼吸困難、めまい、チアノーゼ、言語不明瞭、疲労困憊、精神錯乱
10~12% 筋痙攣、ロンベルグ徴候(閉眼で平衡失調)、失神、舌の膨張、譫妄および興奮状態、不眠、循環不全、血液および血液減少、腎機能不全
15~17% 皮膚がしなびてくる、飲み込み困難(嚥下不能)、目の前が暗くなる、目がくぼむ、排尿痛、聴力損失、皮膚の感覚鈍化、舌がしびれる、眼瞼硬直
18% 皮膚のひび割れ、尿生成の停止
20% 生命の危機、死亡 

※出典:水分損失率と現れる脱水諸症状の関係、日本体育協会、スポーツと栄養、108ページ、表7

小難しい事は抜きにして、『脱水は死に至ります』

ナメんな、脱水です。笑

ま、それは極端としても、50㎏ぐらいの女性で3㎏減ったら、体重の6%減に相当するので、ふらつきや頭痛は生じるケースがあります。

それぐらいの減少なら、誰でもありそうですよねぇ。

なので、運動前後で体重減少がない程度に水分を摂りましょう。

水飲んでも太りませんから安心して下さい。

で、もしどうしても一気に体重を減らして数字を整えたい時は、水抜きや塩抜きって方法で短期で一気に減らす方法があります。

しっかり理解してやらないとダメですけどね。

ま、一般的な間違ったイメージに踊らされたらダメです。

『プロテイン飲んだら太る』も都市伝説です。笑

これも踊らされたら、ダメ。

むしろ、痩せたきゃしっかりタンパク質摂取です。

意外と食品だけで摂るの難しいですよ。

プロテイン飲んだら太るって人は、タンパク質を摂ったら太るって言うてるのと同じですよ。

そんなわきゃないんですけどね。

そしてら、あと残る三大栄養素(エネルギー源になり得るもの、いわゆる『カロリー』があるもの)は、脂質と糖質のみですよ。

この二つだけ摂ったら痩せると思ってる人はいないでしょう。笑

そういう事なんです。

なんでもね、イメージに流されたらダメ。

籠池さんも、そんなに悪人なんでしょうか?!

もっと悪い人がいるのかも?!

知らんですけどね。笑

さー、今日は、センバツ決勝、大阪対決!

どっちが勝つかな?!

クボトレキッズは13:00~&14:00~!

土曜日はわりと人数が多い傾向があるので、相撲が盛り上がりますよねぇ~。

人前で力を発揮できるというのも大事!

グイグイ前に出れるのも大事!

それだけではアカンけど・・・笑

今日もどんな一日になるか楽しみです♪いちに