#882-油こいものは胃がもたれるってホンマ?!-
POSTED:2016/11/12 CATEGORY:BLOGまた、胃です。
ストレスで胃が痛い、とか、胃がもたれる、とか何かと日常会話でも登場する臓器ですね。
今日は、胃から分泌される胃液に関してお勉強です。
胃液には、胃酸、消化酵素、粘液などが含まれ、食物によって調節されます。
胃液を分泌する腺細胞には、壁細胞、主細胞、粘液細胞があります。
内分泌細胞として、ガストリン産生細胞があります。
外分泌、内分泌のお話はまたいつかするとして・・・
上記の内容を表にすると。
壁細胞 - 塩酸(胃酸) - 滅菌、消化
主細胞 ‐ ペプシノーゲン - ペプシン(タンパク質分解酵素)の前駆体
粘液細胞 - 粘液、重炭酸イオン - 胃壁を非常に強い酸性から保護する
人間の身体って素晴らしいですね。
それぞれの細胞がそれぞれを補い合ったり、助け合ったり・・・
なのに、人間は・・・笑
ちなみに、ガストリンという消化管ホルモンは、胃の運動を強めると同時に、胃酸の分泌を強力に引き起こします。
ガスター10は、このガストリンというホルモンの名前から来ていて、胃酸の分泌を抑制し、症状を緩和してくれるのです。
ストレスで胃が痛くなるのは、慢性ストレスにより胃酸分泌を持続的に亢進させ、胃や十二指腸の粘膜に傷害を起こすためです。
ま、これも関係ないかも、という説も出てるみたいですが、今のところは、こう考えられています。
そんで、油物は胃がもたれるかという話ですが、これはそれぞれの栄養素による胃の働きを抑制する強さの違いに関わってきます。
順番としては、糖質、タンパク質、脂質の順に強くなります。
つまり、お粥のように糖質主体のものは、胃をしっかり働かせるので、腹にもたれず、油こいものは、胃の働きを抑制する為、滞胃時間が長くなり、腹持ちが良いという事になるんです。
脂肪の吸収には時間がかかるため、ここでコントロールして、ゆっくり腸に送るようにしているわけですね。
身体って賢いですね~。
そんな賢い身体をコントロールしているのは脳です!
最強の司令塔!
子供の頃からその脳を鍛える為には、勉強より運動!
これホンマ!
昨日は、昼休みに、子供らにラグビーみたいな遊びをさせてたんですが、イキイキしてるったらないですよ!
ボールを持って逃げる相手を追いかけて捕まえるシンプルな遊びですが、脳内物質ビンビンに分泌されてたでしょうね!笑
身体を動かすのが苦手な子は、まずは好きになる事から!
得意な子はより、得意に!
クボトレキッズいかがでしょう?!
今日は13:00~&14:00~!
初めての3歳児から、ベテランの小学生まで、みんなで遊ぶ意味!
身体を動かすだけではない、色んな社会性も身に付けてくれたらなと思います!
皆さん、お待ちしてまーす!