大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#472-皆さんはどう考えますか?-

POSTED:2015/06/26 CATEGORY:BLOG

以前にもブログに書いたか、Facebookにシェアしたんですが・・・

坂本フジヱさんという助産師さんの記事です。

一度読んでみて下さい。

コチラ

 

 

どう思いますか?

共感できますか?

時代が違うと思いますか?

 

僕は凄く共感できました。

自分が考えているような事の多くを書いてらっしゃいました。

他の方も「共感できた」という声を多く聞きますが、実際はどうなんでしょう。

「共感してる」ように見える人は少ない気がしますけどね・・・

 

記事の内容に関して、僕が思うところもあるので、少し書かせてもらいますね。

 

『でも私なんかはそうやって手を加えたお産というのは、赤ちゃんにしたら自分の本意ではないんと違うかと思うんです。赤ん坊がちょっとゆっくり休ませてというときに、陣痛が弱まってすぐに促進剤を打つんは、赤ん坊に対する反逆やと思うんです。』

⇒僕も促進剤は反対ですねぇ。あれは、母子の事もありますが、病院側の都合も多々あると思います。空きベッドの状況なんかもあるでしょうし。誰の為の促進剤なんでしょうか。

 

自然出産は苦しい時もありますよ。それを最後までやり通す親が少のうなっている。今の痛みに対して、最後まで頑張れる親が少なくなった。でもそれは逆に、子供が生まれた喜びを減らすことになるんじゃないですか。

 ⇒『そんな事ない』『我が子は凄くカワイイ』ってみんな絶対言うと思いますが、坂本さんの感覚はとてもよくわかります。

 

だからそこで何か予想外のことが起きたときに、ものすごく大げさに事を言い立てて、すぐに裁判に持っていく。「帝王切開するのが遅かったのと違うか」とかな。そしたら医者の方も、例えば手術してもあかんかも分からんような赤ちゃんも、少しでも心音の残っている間に切って出そうとする。

⇒『お互い様』の精神に欠けます。訴える前に、自分に非はないのか。権利と義務・責任はセット。権利ばっかり主張する人が多い。

 

でも、生きるための根本の力が欠けていれば、それはそれまでの命です。それまでの命の子供は絶対に息はしませんよ。そのまま死んでいく。

今の人たちはそんなの考えられんでしょう。でも人の命というものは、生まれたらあとは死ぬしかないんです。何歳で死ぬかは自分も誰も分かりませんよ。私も3人目の子を流産しましたけれども、いつかは必ず死ぬということが、人間の体に必ず起こってくる出来事です。こればっかりはどうしようもない。

⇒語弊があるかもしれませんが、本来『生きられなかったモノ』を『生かせようとする』のが現代の医療。生が善で、死が悪ではないと僕は思いますし、流産・死産も仕方がないんです。生まれたら死ぬしかない。そのバトンを延々繋ぐ。自分が勝手に止めて良いものではない。

 

お医者さんも2人、3人ぐらい裁判を持ったら、もう仕事をする意欲がなくなるんですって。それでもうお産はやめやと。お医者さんも追い詰められているんですよ。だから、なによりも「無事に産ませる」ことを考えるんです。でもそうすることで、両親も赤ちゃんも、何か大事なものを経験しないままに進んでいってるんと違いますか。

⇒医師に限らず、ですね。モンスター○○は全部コレ。

 

だからそうじゃなしに「よしよしって何でもあんたのことは受け止めてやるよ」ってせなあかん。ものを言わんから赤ちゃんが何も知らんと思ったら、大間違いや。何でも分かる。そやからもう本当に、大事にかわいいかわいいと、それだけちゃんとするしかないんや。子育ての基本はかわいいと思うことや。

⇒かわいがることは、かわいい服を着せる事ぢゃないし、甘やかす事でもない。何がその子の為になるのか考える事やと思う。

 

感覚が敏感な0歳児の間に、とにかく徹底して愛情を与えて与えて与え切る。それで育児の50%は終わりです。お母さんと子供との間に、強力な信頼関係ができる。そしたら自己肯定感が磨かれて、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんとか、年上の人らと信頼関係を築いていけるようになる。そういう性根はね、その子の一生続くんですよ。

⇒人間関係、信頼関係の基礎は親子であり、家族。そこから派生して親戚やったり、友達やったり。子供の頃から多くの人と接する事が大切。

 

近頃は男女平等、平等って言いますけど、女は昔っから特権階級ですよ。神様が子供を産むということを女の人に与えているわけじゃないですか。日本の昔の女性が賢かったのは、自分が上位であるけどそれを表向きは隠していたことです。旦那を立てる。でも実際は自分が上位。そういう家庭が、多くあったんですよ。

でもそれがいつの間にか、仕事の面で「女性が抑圧されている」って世の中がなりました。それで安倍首相なんかもいろんな政策をやっとるんでしょうけど「女性が安心して働けるように」っていう感じのものが多い。でもそれは自己中心主義の気持ちを、助長させるような政策に思えるんです。

男女雇用機会均等法ができて以降、家庭でも会社でも、女性と男性が同じような役割を果たすべきという考えが当たり前になりました。でも私はこれには断固反対です。男性と女性は本来、全く違うんです。同じようにしたら歪みが出てくるんは当たり前です。セックスレスの夫婦は最近ほんとに多くて、深刻な問題やなぁと思うんですが、男と女がおんなじようになってきたら、セックスせん人が増えるんは分かる気もします。

⇒一番、共感できる部分。男と女は違う。この考え方は僕の基本です。だから、男が女を守るわけやし、女は男を立てるべきだと思ってます。人前でも旦那さんの悪口を平然と言い放ち、コケにする奥さんには共感できません。思ってても表で言う事ではない。ある意味、男がダメなのは、そんな事はわかってるから。笑

 

思春期教育にしても、今はだいたい「高校生の間だけは子供をつくらないようにしてくださいよ」というようなことが重点的なことなんです。でも「いのち」に畏敬の念を持たせるのが本来じゃないですか。「子供がいたら子供に邪魔されて、自分の人生が面白くない」という今の考え。これが一番の大きな問題なんですよ。

最近は離婚も増えているといいますね。私はこれも、自己中心的な考えの結果やと思うんです。人のために我慢することができなくなっている。若い夫婦で親の干渉がないように、関係をほぼ切っているような人も多いですね。こういう人は学はあるのかもしれんけど、それは見せかけの賢さや。子供のために自分はどうしたらいいか、ってことを考えられないんや。

結婚の適齢期はないけど、子供を産む適齢期は絶対あるんや。国の人口でいうたら、女性が25歳から35歳ぐらいまでに3人か4人産むのが望ましいわけでしょう。この期間に女性が他のことを気にせず、出産や育児に集中できる環境を作らなければいけません。子供というのは神の意思でなかったら、なかなか授かれんです。それを「やっぱりもうちょっと楽しんでから結婚しようか」という人が増えたでしょう。子供も「つくる」って言うようになりましたね。でも年いってからあわてて子づくりしても大変ですよ。

⇒子供は『つくる』のではなく、『できる』『授かる』もの。人間も動物である以上、子供産む適齢期はある。離婚に関してもハードルが下がっているのは確か。しんどかったらやめたらええ、って風潮が色んな場面になる。『自分らしく』というのは、『我慢をしない』という事ではないと思う。

 

私も2人産みましたけど、生まれる前の日まで自転車に乗っていましたね。お産して1カ月ぐらいたったら、もうおんぶしていって、お産の最中は寝させておいて、生まれたらまたおんぶして帰ってくる(笑)。産気づいたと聞くと、夜も街灯も何もないで山の中を自転車で行って、朝帰ってくるというような、そういう生活を何年も続けました。

⇒人間って意外とやればなんでもできるんですよね。笑

 

若い人に言うことがあるとしたら「夫婦仲良く」。それが全ての基本ですよ。そうでなかったら、そもそも子供も生まれないわけですからね。生まれても、仲良くなければ子供に影響がでる。お母さんが旦那を馬鹿にしていれば、子供だって父親をないがしろにしますよ。人生は計画通りになんて行きません。自分中心じゃなしに、周りにいる人と互いに思いやって生きることですよ。

⇒これが全て。『夫婦仲良く』『お互い様』『尊敬』生きる全てと言っても過言ではないと僕は思う。

 

 

この坂本フジヱさんの記事、皆さんはどう考えますか??

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鼻血が口紅みたいなっとる。笑