二十八発目-交通事故-
POSTED:2014/07/09 CATEGORY:BLOGこの世の中はねぇ、弱者を守る為になんてできてないんですよ。
知ってるモンが得をして知らんモンが損をする世の中なんです。
交通事故もその一つだと思います。
ま、損得とはちょっと観点は違いますが、知ってるか知らんかは大きな差ですからね。
僕たち柔道整復師は職業柄、交通事故に遭われた方に施術をする事が多々あり、その度に、それぞれの患者さんと事故状況や保険手続きなど色々とお話させて頂きますが、皆さん、いざ事故に遭ったら、自分がどうすればいいのかわからない方も多いです。
今年に入ってから、何人か知ってる方も事故に遭われてアドバイスさせてもらいましたが、「知らない事だらけなので助かりました」と言ってくれました。
そらそうですよね。
人生に一度遭遇するかどうかのレアケースですもんね。
だからこそ、 準備をしたり、最低限の知識は持っておいた方が良いです。
イチローが毎試合前に起こり得るファインプレーを想定して練習するようにね。
今日は、もし不幸にも事故に遭われた場合を想定してシュミレーションしてみます。
①交通事故が発生したら、まづは怪我人の救護及び道路上の危険を防止する措置をします。
②警察へ連絡しましょう。(※交通事故証明書の発行に必要です。)
③相手方と連絡先を交換します。(氏名、電話番号、住所、保険会社等が必要になります。)
余談になりますが、僕は一度自転車に乗っていた際に、原付に巻き込まれて事故に遭った際に、相手方との連絡先交換の際に、相手方が「同い年ですねぇ」とか言うてきて、めっちゃ腹立った記憶があります。今、それどころちゃうねん、と。笑
なので、そういう事は避けるようにしましょう。笑
④目撃者の確保(過失割合等を決定する際に重要になります。)
⑤ご自身が任意保険に加入している場合は保険会社に連絡します。
⑥病院(整骨院ではありません。)で検査を受け、診断を受けましょう。診断書ももらいます。
⑦治療を受けます。(病院でも整骨院でも可)
その旨を相手方の任意保険会社に連絡します。
だいたいこんな感じですかね。
あくまで基本形で違うケースも多々あるのですが・・・
ちなみに交通事故における治療費一切は患者さん負担はございませんので、ケチらず、きちんと治療を受けるようにして下さい。
あとで、ムチウチ等の症状が出たケースに補償されない事もあるので、最初の対応が大切です。
ま、交通事故に遭わないのが一番ですけどね。
もしも、不幸にも交通事故に遭ってしまったら・・・頭の片隅ぐらいに、僕の言うてた事を置いといて下さい。
忘れたら、なんぼでも聞いてもろたら結構ですー。
今日も皆さん、気を付けて、いってらっしゃいませー!!