大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2807-ハレトケ-

POSTED:2023/07/06 CATEGORY:BLOG

皆さん、『ハレ』と『ケ』という言葉をご存知ですか?

僕は、高校時代に何か調子乗った事をして怒られた時に、先生に言われた言葉で、すごく覚えています。

ま、別にその先生が好きとかではなかったけど、その言葉だけは有難かったなぁ~。笑

ハレとケ

ハレとケとは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。
民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、(褻)は普段の生活である「日常」を表している。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、とは画然と区別した。

わかりやすく言えば、日常と非日常。

非日常とは、特別な時間の事。

今でも、【晴れ舞台】とかって言うでしょ?

この言葉に由来してるわけです。

で、このコロナ禍で、とことん【ハレ】が奪われ、【ケ】ばっかりの生活に。

学校では、勉強はせなアカンけど、おもろい行事は全部中止。

大人もそうやったでしょ?

仕事はせなアカンけど、飲みに行かれへん、とかね。

ま、そういう事です。

で、数年の時を経て、やっとこさ、【ハレ】が徐々に帰って来ましたよ、と。

そうです、中央区盆踊り大会!

今年は、8月4日(金)5日(土)の二日間開催!

4年ぶりかな?!

今年は、久々の開催という事で、櫓が小さくなったり縮小版ではありますが、とりあえず、やる事が大事!

ハレを取り戻す事が第一!

僕も地域の青年会長として初めて関わるので、わからん事だらけですが、なんとか形になる様に、微力ながら参加させてもらってます!

やっぱね、こういう地元の行事って大事で、子供たちはこの経験を基に大人になっていくわけですよ。

世界に羽ばたくやつも、まずはこういう地元の思い出みたいな原風景があるわけで。

僕ら世界に羽ばたかなかった組は、こうやって、上の世代からバトンをもらって、また下の世代に繋ぐ役割を担ってね。

今回も、初めて協賛のお願いをしたところ、お店やってはる方もいるけど、一般の方も意外と多くて。

『応援してるで』とか、『子供らがいつも楽しみにしてるんです』とか、なんかお願いしてる僕が、さらに元気ももろたりで。

お礼がてら、集金に行くんですが、その時ほんの数分話すのも、すごく嬉しくて。

元気してそうやなぁ、とか、久しぶりやなぁ、とか。

これが会うキッカケになるのも、まさに『ハレ』『非日常』だなと。

こういう日は消したらアカンのですよ。

効率化や現代化の波に飲まれない古き良き昭和遺産。

僕らで繋いでいきましょうよ。

そら、正直めんどい事も山ほどある。

うっとしいオッサンもおる。笑

いや、俺は、別に誰がうっとしいとかないけど。笑

でも、それでも、子供たちに繋いでいく価値があると感じるなら、少しでも良いんで、力貸して下さい。

地元出身かどうかなんてどうでもいい。

自分の地元は自分で作る。

昔住んでたり、今住んでたり、自分が地元と思えば地元!

そんな街を盛り上げていこうぜ、ってだけの話!

是非、力貸して下さい!

終わった後のお疲れさんの一杯のビールの為に、汗かきましょうよっ!!