大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2352-問題児-

POSTED:2021/12/03 CATEGORY:BLOG

皆さん、『問題児』と聞くと、どんな子をイメージしますか?!

わが子をイメージする人もいれば、違う誰かをイメージする人もいるでしょう。

『問題児』と一口に言っても、人それぞれ定義が違う気がしたので、出てくるんかなぁと思いながら、ググってみました。

もんだい‐じ【問題児】
〘名〙
① 教育上、特別な取り扱いを必要とする児童。主として性格・行動の面で問題をもつ児童をいう。
② その発言や行動が周囲の人々と合わないため、しばしば問題視される人。

はい、読みました?

僕ですやん。笑

そして、わが子達ですやん。笑

問題児が子育てしたら、問題児に育つわけですね。笑

とんびが鷹は生まんし、蛙の子は蛙なんです。

実際には、おたまじゃくしちゃうんかい、と思たりもしますけど。

さておき。

僕が、問題児を擁護してしまうと、自分を、わが子を、久保家を自己擁護してしまうようで嫌なんですが、、、

これってね、誰が決めてんねん、って、全部他人が決めてるんですよ。

多数派が、自分の思うようにならない人を『問題児』と呼んでる。

『健常者』に対する『障がい者』と同じ理屈。

ほな、別に、これって、問題児でもなんでもないな、と。

他人と合わないから問題児?

知るか、んなもん。笑

それより大事な事があるはず。

確かに軋轢は生むし、良くない部分はあるけど、それは大きくなるに連れて学べば良い部分やと思うねんなぁ~。

子供のうちに一番重要やと教える事が、『問題児にならない事』になってる風潮が怖いです。

世の中にイノベーションを起こすのはいつも問題児。

その芽を摘むのが教育なんでしょうか。

ま、確かに、今の日本に受け継がれる学校教育は、軍隊的発想で、はみ出さない事が第一なんですけどね。

優秀な兵隊を生み出す教育やから、自分の意見を言う奴はいらんのですよ。

人に合わせたり、言う事聞く奴が重宝するわけです。

でも、皆さん、別にそんな子を育てたいわけちゃうでしょ?!

自分の子にどんな風に育って欲しいのか、それぞれあると思うし、それは自由なんですけど、僕は、社会に恩返しできる人間に育って欲しい。

たくましく自分の力で生き抜ける人間になって欲しい。

自由で行動力があって、人間としてパワーの溢れるおもろい人間になって欲しい。

その為に、子供のうちに重要なのは、形は歪でも、とにかく溢れるパワーを磨いて欲しい。

研磨されて、徐々に丸くなって、大人になった時に大きな○になれるように。

小さいうちから、形を整える事だけに注力してしまう必要はないと思うんです。

だから、僕は問題児と呼ばれる子供たちが好きです。

たくさん子供たちと関わる中で、問題児ぐらいの方がかわいいですからね。笑

素直で、自分のやりたい事、やりたくない事がハッキリしてて、怒られる事も一杯あるけど、人ができんような事できたりね。

ま、何がエエか悪いか知らんけど、僕はそう思って、子供たちに接してます。

問題児大歓迎ですよ。

優秀な子供時代を過ごした子が多いであろう学校の先生には取り扱い難しいんやろけどねぇ~。笑

だいたい問題児は公務員選ばんもん。笑

人間って、それぞれ飛び抜けてる部分や、足りない部分があって。

それを補い合うのが社会や、家族とかの集団なんかなぁ、と。

偉そうな事言うてますけど、うちの子らは学校行ったら怒られてばっかりですけどね。笑

ま、同じ学費で一杯怒ってもろたり面倒見てもろたら割エエやん。笑

小学校のうちから賢くする必要ないでしょ~。

周りの目ばかり気にして、やりたい事できないより、やりたい事やって怒られたらええやん。

泣いたらええやん。笑い飛ばしたらええやん。

ちょっと問題児の話からは逸れるねんけど、なんつーか、『かまへんかまへん』みたいなのが減ってると思うねんなぁ~。

お互いがお互いの首絞めてると言うか。

もっとゆるくていいやん。

もっと雑でいいやん。

締めるとこ締めて、きっちりするとこきっちりしたら、あとはちょっとムチャクチャぐらいの方が人間味あってええやん。

とりあえず、今日から、『かまへんかまへん』言うてみましょ。

人生変わるかもよ。

最後に自画自賛。

隣で飲んでた初対面の子(20代男性)が吐いてもーて、ちょっとゲロかかったんですけど、『かまへんかまへん』言うた時は、僕も人間出来て来たと思いましたねぇ~。笑