大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

十六発目-マレットフィンガー-

POSTED:2014/07/01 CATEGORY:BLOG

俗に言う「突き指」と呼ばれるものですね。

皆さんもご経験があると思いますが、野球、バレーボール、ハンドボールなど球技で多く発生します。

先日、ママさんバレーで発生し、その日に限って僕も不在でしたので、ちょっと書いてみようかなと。

 

【マレットフィンガー(槌指)】

患部はDIP関節という指の第一関節。

Ⅰ型:終止腱の断裂
Ⅱ型:腱は断裂せず付着部で裂離骨折
Ⅲ方:関節面に及ぶ骨折、脱臼

Ⅰ、Ⅱ型では、関節の屈曲強制により起こり、Ⅲ型では、長軸方向の衝撃により骨折、脱臼が起こる。

大まかな見分け方は、第一関節の甲側を押して、痛くなければⅠ型、痛ければⅡ型。
Ⅱ型では、腫れて、皮下出血もあります。
Ⅲ型では、変形があり、腫れも激しく、激痛があります。

治療としては、手術になるケースもありますが、基本的には整復・固定で済む場合がほとんどです。(今回は手術でしたが・・・)
固定を怠ると変形治癒の原因になるので注意が必要です。

たかが突き指と自分で判断せず、重症のケースもありますし、初期の処置が予後に大きく影響を及ぼすので、早めに、整形外科や整骨院の専門医を受診して下さい。

 

どうしても、軽んじられることの多い症状なので、今回は書いてみました。

今週末は中央区PTAのママさんバレーボール大会です。

嫁さんも出場します~。

怪我だけはないように頑張っておいでね~。