#2191-数字の話-
POSTED:2021/05/19 CATEGORY:BLOGコロナが怖いとか怖くないとか、危ないとか危なくないとか、感覚的な話は抜きにしてね。
しっかりと数字を見た上で、どう感じますか?って話。
今、コロナに対する考え方は、大きく分けて、二つに分かれてると思います。
『コロナなんて怖くないぜ!な過激派』と『コロナは怖いよ!もっとみんなちゃんと自粛しようよ!なマジメ派』です。
雑過ぎる括りですが、ま、こんなもんでしょ。
日本って国の施策としては、後者ですかね。
ま、どっちがええ悪いやなくて、どれだけ数字で判断してますか?って話です。
テレビや新聞でセンセーショナルに報道される、感染者数や死者数、その累計が○○人を超えた、みたいな話。
それを鵜呑みにすると、『怖い』と感じる人が多いように思います。
怖く感じさせるように、数字を見せてますからね。
当たり前なんですが。
で、また違う形の数字の見方。
日本では、死者数を、コロナが主たる原因で亡くなった方はもちろん、死後にPCR検査をして陽性のケースもコロナ関連死として、数字に計上して数えるルールにしています。
なので、全く違う原因が主たる死因でも、コロナ関連死として扱う事になっているわけです。
脳卒中で死んでも、死後にPCR検査で陽性と出れば、『コロナ関連死』となるわけです。
死因によって、色々と変わってくるお金の話もあるのですが、そこは一旦置いといて・・・
上記のデータの数字を見ると、本当にコロナで亡くなったのは、発表されてる死者数の1割程度という事になりそうです。
最初の頃は、何がなんだかわからなかったので、とりあえず、まるっと関連死で数えてたら、えらい多過ぎる数を計上してしまっていた、という事です。
この初動は仕方ない部分もあるし、悪くないでしょうが、1年以上経っても、修正してないのが問題やわな。
実態を捉えていない数字を追い掛けてしまってますもんね。
で、今、日本では、コロナコロナと騒いで、絶賛緊急事態宣言中ですが、1000人に2人程度が感染した病気です。
関連死で言うと、10万人に9人が亡くなってて、実際の数で言うと、10万人に1人以下です。
もちろん、身近に亡くなった方がいる人もいるでしょう。
その方がツラい想いをされた事はわかります。
でも、それは他の病気もそうです。
医療に従事されてる方への敬意を欠くわけでもありません。
実際に、大変な想いをされているし、そこへのリスペクトはもちろんです。
ただ、それはコロナ以前からそうやしね。
ちなみに、現在の重症者数は10万人に1人ぐらいです。
これって、緊急事態?
こんな事で、医療が崩壊して、国民はパニックに?
これが、Twitterで炎上した内閣参与高橋洋一氏の 「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」 に繋がるわけです。
真意を読まずに、いや、わざと読もうとせずに、何なら逆に、悪意を持って、炎上させるメディアのやり方。
あっ、どんどん数字から逸れるので、これぐらいにしよ。
自重です。
とにもかくにも、こんな状況で、飲食店は休業を余儀なくされ、イベントやエンターテイメントも抑制され、若者は普通に勉強もできず、スポーツもできない。
そうせんとアカン状況ですか?
戦時中と一緒やと言う人がいますが、一緒ですか?
僕は、そうは思えません。
もっともっとやり方はあるでしょう。
それが、見えないなら、明らかに見ようとしてない。
何か意図的にコントロールする為に、都合の良い選択をしようとしてるとしか思えない。
しっかりと数字で判断してみて。
判断した結果は、人それぞれでええと思う。
このブログが、もういっぺん、みんなが考え直してみるキッカケになって欲しいなと思います。