大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#1906-『気の緩み』という言葉への違和感-

POSTED:2020/05/19 CATEGORY:BLOG

最近、ニュースでよく聞く『気の緩み』という言葉。

緊急事態宣言が解除された地域等で、人出が増えてる事に対して『気が緩んでる』ような報道に違和感を感じてしまいます。

外出した人が悪い様に思ってしまいませんか?

飲食店も昼間は開けてもいいのに、行ってる人は『気が緩んでる』と言われるわけです。

ものっすごい行き辛い、否、生き辛いですよね。笑

例えば、家族でランチに行くとします。

お店には他のお客さんは誰もいません。

別に、感染リスクは高くないでしょうよ。

今、大事なのは、どうやって外に出るか探っていく事ちゃうんですか?!

わざわざ人気店に行列作るのは違うと思うけど、徐々に出る工夫と言うか、そういう視点も必要なって来ると思うんです。

時期が早いやなんやって感染症の専門家の話もありますし、気を付けなアカン部分はもちろんあります。

新生活様式も気に入らんけど、納得せなアカンと思います。

でも、やっぱり、少しずつ、みんなが外に行ける範囲を探っていきたいな、と。

映画館行っても大丈夫やん、とか、サッカーや野球の練習しても大丈夫やん、とかね。

命より大事なモンはないと言いますが、こんな生活なら、生きてても死んでるようなもんですよ。

人生から不要不急を無くしたら何もおもろないで。

何べんも言うけど、大行列とか、アホみたいな密集は避けるべきやけど、少しずつ戻していく方向性も探していかんと。

ハウステンボスも県内在住の方のみで再開とかあったけど、USJやディズニーランドなんかも、近所の人とか、人数をめっちゃ減らして制限掛けながら、再開の方向探っていかんと、0/100で考えて、再開した時に、一気にワーッと人が集まるのが一番危険な気がしてます。

地域差はあると思うけど、いかに普通の生活に戻すかも考えないと、まだ早いまだ早いだけでは、アカンのちゃうかな、と。

まだ早いと言う人は、明確な自分なりの基準を持ってますか?

感覚的に、『なんとなく良くなさそうやから』では、逆に良くない気もします。

自粛警察の方と一緒なってまうんちゃうかな、と。

ま、僕も、まだ一気にワーッとなるのは危険やと思うし、警鐘を鳴らす意味での、『気の緩み』表現はわからんでもないけど、もうちょい違う言葉ないかなぁ、とか。

今後の外出の方向性としては、1割ぐらい小出しにして、1週間ぐらい様子見て、色んな数字の推移を見ながら、またどうするか考えるみたいな感覚がええのかなと。

それぞれの考え方はあると思いますが、決められたルールは守りながら、できる感染対策はしながら、日々を楽しむ姿勢は必要なんちゃうかなぁ、と今のところ、個人的には。

コロナのせいで、人間関係がギクシャクするのが一番嫌やなぁ~。