件の日大タックル問題の当該選手が、記者会見を行うという事で世間の注目が集まっていました。

僕もちょうど昼休み中でテレビを観ていると記者会見が始まったので、行きたいオシッコを我慢して観させてもらいました。

どういった内容で話すのかな、と注目していましたが、ほぼほぼ予想通りで、どうせそんな事だろうと思っていた内容でした。

僕自身は、そういう環境でスポーツをした事はないですが、そういう話を耳にする事はよくありますし、やっぱりかなり追い詰められていたんでしょう。

20歳そこそこですが、とてもしっかりと受け答えをしていましたし、とても反省し、この期間、色んな事を考えて過ごしていたのかなと感じ取れました。

もうアメフトはしなくても、彼が経験した事を、決してマイナスな側面だけで終わらせるのではなく、自身の経験にし、今後の人生に活かして欲しいですね。

 

それにしても、こういう状況に追い込んだ指導陣には憤りしかありません。

被害者の選手生命を絶とうとした行為はもちろん、加害者の競技人生、アメフト界全体の信頼の失墜、ひいてはスポーツ界全体へのマイナスイメージ・・・

本当に許しがたい行為です。

来月にはサッカーW杯があり、来年はラグビーW杯、2020年は東京五輪です！

スポーツがこれから盛り上がる時に、本当にしょーもない話です。

プライドも何もあったもんやない。

つまらん大人のせいで、全国民の損失ですよ。

監督、コーチ、その他スタッフにも蔓延していたであろう、こういう事を止められない空気感。

日本一になって守るもんができて、もっと大切なものが守れなくなってしまってる。

甲子園出場校で不祥事が起きたりするのも同じですよ。

もちろん勝つのは目標ですが、もっと大切なのは、その競技を通じて何を学んで、人生をどう豊かにするか、です。

昨年度、日本一になろうが、これが実態なわけでしょう。

周りに日本一をチヤホヤ持て囃した人もいたでしょう。

大切なのは、その過程です。

結果だけで判断するからこうなる。

僕も偉そうに言えるほど、立派な人間では間違いなくないですが、子供達には、競技やスポーツを通じて、仲間を作ったり、楽しむ事を覚えたり、相手に対する尊敬、感謝など、人生に役立つスキルを身に付けて欲しいと思います！