#1036-アラジールTシャツ-
POSTED:2017/05/23 CATEGORY:BLOG以前にも何度かこのブログでも触れさせて頂いてますが・・・
アラジール症候群という10万人の1人と言われる難病。
僕も正直、マナトと出会うまで知りませんでした。
マナトは普通の男の子です。
周りの子と比べたら、違うところもあるかも知れません。
でも、1人の男の子として接した時、それは他の誰でもないマナトです。
機嫌良い時もあれば、悪い時もあって、拗ねたり、喜んだりもします。
ただ、アラジール症候群という病気を持っているだけです。
僕の個人的な考え方ですし、気分を害する方もおられるかも知れませんが・・・
僕は、障害だろうと、病気だろうと、だから何やねん、と思っています。
特別扱いするつもりもない。
どんな病気だからどんな人、こんな障害だから可哀想、と思うのはおかしいと思うんです。
そういう気持ちが差別を生むし、余計に壁を作っていると思うんです。
昔、ダウンタウンの松ちゃんが、『「障害を持っておられる方」と言っている時点で差別はなくならない。』
続けて、『「眼鏡をかけている奴」と一緒にならないといけない。』と。
僕はすごく共感しました。
日本だけではないかも知れませんが、日本では、差別をなくそう、と言いながら、「弱者を大切に」ともっともらしい事を言って「障害者」「健常者」という括りが明確になっています。
健常者からはみ出た人が障害者です。
小学校の支援学級なんかにも思う事はあります。
だってね、その人ができない事を助ける、とかは、障害があるないに関わらず、当たり前の【お互い様】でしょう。
別に、障害があるから、「やったる」わけではないです。
逆に、やってもらう事を当たり前に思ったらアカンですし。
それは違う。
自分が足りない部分を補ってもらってる感謝を忘れたらアカン。
これは、障害があるから感謝せぇって話ではなくて、誰でも一緒。
何かをしてもろたら、「ありがとう」は幼稚園児でもわかる話。
【お互い様】に障害も病気もクソも関係ないんですよ。
そこには、ただただ当たり前の人と人との付き合いがあるだけです。
「おまえはそういう境遇になった事がないから、そういう綺麗ごとが言えるんだ」と怒る方もいるかも知れません。
でもね、それ言い出したら、終わりですよ。
誰一人同じ境遇はないし、その境遇に上下はない。
恵まれているか、恵まれていないかは、自分の心が決める事。
だとしたら、『自分は恵まれている』と考えた方が、これから先もええ事がありそうな気がするんです。
このアラジールTシャツも可哀想やから支援してあげよう、とかは求めてないんですって。
これをキッカケに病気の存在を知ってもらって、おもろいと思ってくれる人がいれば着て欲しいな、と。
そういう親御さんのスタンスも僕はカッコええと思います。
最後に、この話を持って来るのもどうかと思いますが、、、
お陰様で上町Tシャツも絶好調に広がってくれてます。笑
ついに1300枚を突破しました!
最初100枚ぐらいから始まった遊びが、こんなにも楽しんでくれる人たちがいて、色んな繋がりが広がっています。
このグレー×グリーンが最初でしたね。
懐かしい。笑
【UEMACHI】のロゴに込める思いは、超ローカルなデザインですが、想いは超グローバル!
打倒【NEW YORK】!!笑
この【UEMACHI】を通して、人と人の繋がり、繋がりの面白さ、これを着て生まれる会話の一つでもあれば、それはもう最高です!
人との繋がりがドライで希薄化していってると言われるこの世の中で、損得勘定抜きでうっとうしいぐらいに人と関わり合う人がいてもいいでしょ。
それが、下町やし長屋の文化やと思うんです。
ええ事もあれば、めんどくさい事もある。
それが、僕たちの地元であるこの地域の特徴!
だから、「俺、上町ちゃうし・・・」とかそんなしょーもない話はどうでもええんです。
おもろいと思うか、ノリが合うか、だけの話です。
ま、あんまり難しい事考えずに、おもろい事やっていきましょ。
よく考えても答えのでない事は、とりあえず、やりながら考えたらええと思うんです。
大切なのは、行動してみる事、おもろがってみる事。
5月もあとちょっとやけど、おもろい毎日にしていきましょ。
今日のおもろいクボトレキッズは16:30~!
子供達にも、何より『楽しく』身体を動かして欲しいと思います!
お待ちしていますっ!!