#1030-練習した分だけ上手くなる?!-
POSTED:2017/05/16 CATEGORY:BLOGあくまで私見ですが、、、と逃げの前置きをした上で。笑
僕は、『量より質』だと考えています。
何事も積み重ねが大切なのは言うまでもないですが、何を積み重ねるかが大切だという議論はあまりなされないように思います。
「積み重ねが大切だよ」と言ったところで、「何を積み重ねるの?」となると、たぶん「練習」や「努力」という曖昧な表現になってしまうと思います。
そこの質に対して、もっと目を向けましょう、というのが僕の考えです。
「1」を10回積み重ねるより、「1.1」を10回積み重ねましょう、って事ですね。
その方がラッキーですやん。
何時間勉強をした、というのが意味を成さない事は、皆さんなんとなく経験や感覚で理解できると思います。
徹夜したからと言って、テストができるとは限らない。
なんやったらテスト中に眠くなるなんて本末転倒。
僕は、前日は適当なところで見切りをつけて、しっかり寝て、少し早めに起きて再確認するようにしていました。
睡眠時間は十分ですし、テスト中も少し早めに起きて一度頭を使っているので、コンディション良く取り組む事ができました。
これは、僕が勉強を好きではないからこそ、できたと思っています。
少ない能力をできるだけ引き出す為の戦法です。
勉強は好きちゃうけど、点数は取りたかったから、いかに楽に点を取るか考えた上のスタイルでした。
あとは、勉強する教科をコロコロ変えたり、小さい目標(例えば何ページまで問題を解く、とか)を設定しては、達成すると休憩するなり、好きな事をする、ご褒美をする、て事をしたり。
勉強を好きになったわけではないし、しなくて済むならしないであろう怠惰な人間のままなので、この方法が正解かはわかりませんが、自分なりのスタイルを見つけ出す事は大切ですし、今にも生きているのかな、と。
ここで一つ、好きな記事をご紹介。
量に限界はあるが、質は無限である。
プロなら24時間365日をそれに捧げる事はできるでしょうが、趣味でそうは行きませんよね。
僕が仕事をほったらかして、野球に捧げた生活を送ったらアホです。笑
皆さん、仕事もあれば、家事もあるし、時間が余って仕方ない人は珍しいはずです。
限られた時間をいかに上手に使うのか。
効率良く質を高めていけるのか。
ま、効率を上げる為には、試行錯誤という量が必要にはなるんですが・・・
最初っから『効率良く』を求めすぎる人は、成果は出ません。
最短距離を探すのはいいですが、スグに見切りをつけて、次を探そうとするので、もう少し進めば見つかる金塊にありつけないまま引き返してしまうようなモノです。
ダイエットでも、やる前から「どうすればいいですか?」と聞く人は、たいがい成果出ません。笑
と言うか、言うた通りにやってくれない。笑
なんで、聞くのか・・・
大切なのは、やってみる姿勢。
その上で、「こうこうしてるねんけど、他になんかええ方法あるかな?」って人は、ある程度の量を積み重ねられる人なので、一気に質を向上させて飛躍的に効果が出る事があります。
それでも『量は正義』と考える人はいるでしょうし、時間が許すのであれば、量はこなした分だけプラスになるし、プラスにならないまでもマイナスになる事はないと考える人がいます。
これは、すごく危険な思想で、「休養」や「ラク」を「悪」と考える人たちです。
もちろん、情熱は大切です。
情熱がなければ何も成し遂げられません。
ただ、情熱だけではダメです。
むしろ、情熱は最低限持っていて当然なもので、そこを評価している時点で論外です。
何か得るモノがあれば失うモノがあるのが当然の理です。
何かに時間を割く、と言う事は、他の事に時間を割かない、という事です。
為末さんの記事にもありますが、量が増えると壊れるリスクが高くなります。
これは肉体的にも精神的にも、です。
量の限界は破綻です。
それで淘汰されるなら仕方ないと考える人もいるかも知れませんが、僕はそれは違うのかな、と。
色んな事情があると思いますが、「仕方ない」で終わらない事が大切かと。
常に、メリット・デメリットを考え、リスクを考慮して選択する、という事です。
何かを選ぶ時は何かを捨てているという感覚を忘れたらアカンと思うのです。
ま、これはスポーツに限らず、ですね。
まずは、やってみてある程度の量を確保する事、そして、その質に目を向ける事、向け続ける事が大切だと僕は思っています。
これだけ偉そうに言うて、質より量なブログになってしまいました。
ゴーメン。