大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

八十発目-国体近畿予選総括-

POSTED:2014/08/18 CATEGORY:BLOG

金曜午後、土曜とお休み頂きありがとうございました。

はるばる(ってほどの距離でもないですが、)滋賀県野洲市までハンドボール成年男子の部、大阪府代表チームに帯同してまいりました。

かれこれ、5年目になります。

今年は、爆発力のあるチームで、本国体でも上位を狙いたいと思っていましたが、目論見は脆くも崩れ去りました・・・

 

土曜日の予選リーグは、1勝1敗の2位通過で、決定戦進出。

2連勝を目指していましたが、負けた和歌山が強かったです。

来年の国体開催地でもありますし、強化がうまくいっていました。

素直に認めないといけないですし、見習うべき部分も多々あると思います。

 

で、日曜日の決定戦。

僕がトレーナーをした最初の年に負けた京都との一戦。

前半は6点リードで折り返し。

楽勝ムードとまでは言いませんが、選手スタッフともに、多少の気のゆるみは出たと思います。

実際、僕も頭に長崎が浮かんでいました。

甲子園でも、初回に8点取って大逆転負けを喫してしまったケースがありましたが、同じですね。

引き締めているつもりが、知らず知らずにゆるんでしまうんでしょうね。

で、一度ゆるむと試合中に締め直すのは、どうしても難しいです。

それほど、「流れ」というものは大きいと感じます。

で、後半10分以降は2点しか取れませんでした。

延長前後半でもペナルティーゴールの1点のみ。

30分間で計3点・・・

こんなの今まで見た事がないぐらい、点が取れませんでした。

相手のGKが後半あまりに素晴らしかったのもありますが、どこかで1点決めれていれば、流れは全然違ったでしょう。

力の無さと言えば、それまでですが、「運」にも見放されたようでした・・・

非科学的かも知れませんが、そういう「運」を掴むのは、競技に取り組む姿勢だったり、日頃の生活だったりすると思ってます。

「バチが当たる」事もありますし、「神様は見てる」時もあると思います。

今回のチームはどうだったでしょうか?

改められる部分、向上させられる部分、もっとやれた事、何もないですか?

試合中に必死になるのは、誰でも出来ます。

でも、試合前から、日頃の生活から、試合を意識して、準備するのは難しい。

そこをいかに頑張れるかでしょ。

そういうチームが勝つんですよ。

僕もチームスタッフとして、まだまだ改善できる部分もあったと思います。

まだまだやり足らなかったから、勝てなかったわけです。

悔しいですし、反省です。

「たら」「れば」を言い出せばキリがないですし、他の選手、首脳陣の起用法、戦術等、を批判しても意味がありません。

結果論でモノを言うのは簡単です。

検証して、分析するのは大切ですが、そこに感情の要素が入り込んではいけないと思います。

大切なのは、結果を受け止めて、次にどう繋げるか。

今年の国体はもう終わってしまいました。

毎年、4か月ぐらいの活動期間のあるチームが今年は、2か月ちょっとで終わってしまいました。

短かったです。

今年のチームでもっとやりたかった。

まだまだ伸びるチームやったはずです。

またチャンスをもらえるなら、何が出来るのか。

チャンスはないかも知れないけど、来年もやらせてもらえるつもりで、準備をしたいと思います。

グチャグチャの頭の中を吐き出しただけの読みにくい内容になってしまいましたが、前を向くしかないです。

秋にはチャレンジディビジョンも開幕します。

もちろん、この大会にも力を注ぎたいですし、来年の国体に繋がる強化が出来ればと思います。

 

最後になりましたが、僕は、個人的に、今大会直前に負傷し、メンバーからサポートメンバーに回った選手の姿に感激しました。

学生時代からずっと主力選手だったと思いますが、今大会は、練習を手伝ったり、ドリンクの準備をしたり、たくさんの雑用を率先して裏方に徹してくれました。

毎年、そういう選手の姿に感動しますし、感謝しますし、また本人も辛いとは思いますが、それが良い経験になると思います。

今回、メンバーに選ばれた選手は、こういう選手に本当に感謝して欲しいです。

自分がプレーできるのは当たり前ではないんです。

色んな方の支えがあってプレーできるんです。

最大の恩返しはプレーで返す事。

最高のプレーをする為には、最高の準備が必要です。

感謝の気持ちを最大限伝えるには、日頃の競技に取り組む姿勢、気持ちが大切になってくると思います。

毎年ではありますが、僕も選手、スタッフ、応援してくれた皆さんには、本当に感謝しています。

もっとチームに還元できるように、自分自身もパワーアップしたいと思います。

本当にありがとうございました。