四十一発目-下腿三頭筋肉離れ-
POSTED:2014/07/17 CATEGORY:BLOGふくらはぎの肉離れですね。
プレー中に、「プチっ」っとなって、その後、痛くて動けないってやつですね。
アキレス腱断裂との鑑別が必要ですが、そう間違える事はないですかね。
圧痛やストレッチ痛で大体の症状は把握可能です。
MRIを撮り、損傷範囲を確認する事は可能ですが、あまり一般的ではないかもしれません。
さてさて、トレーナーのいる現場では任せれば良いとして、そうでないスポーツ現場は山ほどありますよね。
普段の練習や多くの草スポーツでは、とりあえず、RICE処置です。
冷やして、圧迫して、足を椅子の上にでも挙げて休んどいて下さい。
15分冷やしたら、45分休止するサイクルを受傷後48時間は間欠的に継続して下さい。
早めに受診できたらするのが望ましいです。
あとは復帰に向けてですが、段階を踏んで復帰しないと再発例が凄く多いです。
「痛みがない=完治」ではないですからね。
筋線維の状態、筋力、動きの再獲得等、やるべきステップを踏んで復帰して欲しいですね。
テーピングも有効ですね。
あとは、針打ったり、ガビランやったり、超音波当てたり、患部外のストレッチも有効です。
甘く見ず、きちんと治療した方が良いですよ。
再発も良く見ますし、瘢痕化して柔軟性が低下したりパフォーマンスの低下することもしばしば。
腰痛の原因になる事もあります。
餅は餅屋、そういった急性外傷は柔道整復師にお任せ下さい!!