大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2827-不祥事と連帯責任-

POSTED:2023/12/15 CATEGORY:BLOG

日大アメフト部の一連の不祥事問題から、お家騒動、廃部?!に至る一連の流れにおいて感じる事を徒然なるままに。

僕は、以前は、連帯責任は当然だと思っていました。

部員が問題を起こしたのだから、処罰して当然。

大会出場なんてけしからん、と。

でもね、最近になって思うのは、問題は個人にあるわけですよ。

例えば、複数人に問題があったとしても、何も問題ない人間には責任を負わせるのはちょっと違うような気がしまして。

これって、会社で考えたら、例えば社長に不祥事があったら、その人が辞めて終わりでしょ。

なのに、こと部活動なんかのスポーツ活動になると、やたらと厳しい。

これって何なんすかね。

むしろ、子供たちの方が過ちもあるやろし、自分を制御できなかったり、未熟な部分も多いのに。

僕は芸能人の不倫問題なんかは当事者間の問題やし、覚せい剤も迷惑掛けた人だけにしっかりと禊を済ませたら、復帰の道はあるべきやと考えてます。

もちろん色んな問題はあると思いますが、方向性としては、いかに復帰するか、の道筋はあるべきで。

考え方の軸、と言うか、やっぱ僕はなるべき前向きに解決したいわけですよ。

難関もあるでしょうけど、それも含めて前向きに。

ちょっと失敗したら取り返しのつかん世の中では、人生100年時代を生きていくのに難し過ぎるなぁ、と思うんです。

例えば、今回の日大アメフト部においても、当事者は罰せられて当然ですが、復帰の道は与えてあげて欲しいし、関係のない部員には、今まで以上に頑張れる場やチャンスがあって欲しいな、と思います。

そうでないとあまりに不憫で、それこそ悪い方向にエネルギーが向く事もあるでしょう。

その方が全体として見た時に、マイナス。

不祥事が良いとはもちろん思いませんし、多くの場合は他人に迷惑も掛けています。

だから思いっきり反省して欲しいし、行動を改めて欲しいし、今以上に成長するキッカケにして欲しいな、と思います。

ダルビッシュ選手も、新人の頃に未成年でタバコ吸ってパチンコうって問題なってますからね。笑

なんか、そういう方向性、と言うかね。

甘いかも知れないですけど、僕は、そう思うなぁ。

甘やかすわけではなくてね。

厳しくするけど、道は示してあげないと。

ちょっと話は飛躍しますが、少子高齢化の世の中で、上が偉そうに下に厳しくしてたら、そらアカンと思うんです。

世の中の仕組みとして、若者の失敗を年長者が裁くような事が多いと思うんですが、どうかそこは寛大に長い目で見て、と思うわけですよ。

少子化対策言いながら、一回失敗した子らを切り捨ててどうすんのさ、ってね。

ま、そんなん言いながら、僕が失言とかするタイプなんで、僕も大目に見てね、って事なんですが。笑