大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2498-サッカー王国ブラジル-

POSTED:2022/06/07 CATEGORY:BLOG

昨日は、サッカー王国ブラジルとの国際親善試合でした。

押しも押されぬ世界一のサッカー大国で、今は世界ランキングも1位で、名実ともに、世界最強!

ま、そんな国がなかなか極東の小国・日本と試合をするなんて、そうそうないんですが、、、

今回は、W杯前の限られた貴重な親善試合での対戦という事で、ブラジルもある程度は本気モード。

もちろん、あくまで調整段階でしょうが、メンバーを落とすような事もなく、世界レベルの選手だらけのスタメン。

いやー、観てる方としては、日本を応援したい気持ちとブラジルの選手を観たいミーハーな気持ちと。笑

久々に、日本代表ユニフォームを引っ張り出して来ての観戦!

前半は仕事やらで、ちょこっとしか観れませんでしたが、後半はガッツリ。

スコア的には、PKの1失点だけの0-1なんで、惜敗とも取れますが、吉田麻也選手が言うように、点差以上の実力差があったような・・・

森保ジャパン、世界ランク1位・ブラジルに0-1も危機感 吉田麻也「実力差は点差以上」

ま、でも実力差があるのはわかってた事やし、それでも、もしかしたらもしかしたら勝てるかも、と思わせてくれたのは嬉しかったですね!

勝負事には、実力差があっても勝つチャンスがありますし、そこまでは来れたかなと!

100回やって1回勝てるどうかかもでも、ノーチャンスではないわけで。

でもね~、やっぱ昨日は親善試合やし、極端な話、負けてもいいわけなんで、もっとチャレンジして欲しかったなぁ~。

GKからロングボールを蹴らずに、パスを繋いでビルドアップする部分なんかは、危なっかしい部分もありながらも、チャレンジしていたでしょうし、ああいうのは大事でしょうね。

選択肢を増やす事はすごく大切ですからね。

ただ、攻撃面で、もっとアイデアや大胆さ、一発やったろうって気概が欲しかったかなぁ~。

やっぱブラジルはアイデアが豊富。

ミスったらどうしようってのが全くない。

ミスしてもまたチャンスを作ればいいや、って空気感。

日本は貴重なチャンスを大事に大事に扱って、結局、何もできないとか、安全策と思しきプレー。

結局、ミスはしないけど、点に繋がらないプレーを『安全策』と感じてる節もあるかもな。

ハラハラドキドキするような場面が少なかったですね。

クロスを上げるにしても、速いクロスの方が、紛れ込んで点取れるかもやしね。

ふわっとファーに出すにしても、ニアに速いボールを警戒させるからこそ、『逆』や『裏』になるわけで。

そこばっかり狙ったら、それはもう『表』やからね。

その点、ブラジルは、そこでそう繋ぐかみたいな個人のアイデアと技術力の高さが目につきました。

ま、この辺は、国民性の違いもあるんでしょうね。

ブラジルの選手みたいなプレースタイルやったら、怒られる気しますもんね。笑

チャラチャラしたプレーすんな、とか、基本を大切に、とか、ミスする可能性が低いプレーを、なんてあたかも正しいように教えるのが日本人ですからね。

ま、僕も少なからず、そう考える部分があるでしょうし。

脱却したいと思っても簡単にできるもんでもないからこそ、『サッカーは文化』と言われるわけで、それがまたおもろいねんけどなぁ~。

『JAPAN WAY』で、日本人の良さを活かして、柔軟に他国の文化も取り入れる!

食事にしても、こんだけなんでも食うて、色んな国の飯を食える国も少ないでしょ?!

でも、これが日本の良さでもあるはず。

今回のW杯だけではなく、もっと長い目で、いつか世界一になる為に、日本サッカーの振興、日本人がもっと日本や文化の事を考えられる国になったらええなぁ~、と思います。

その原点の全ては、熱量です。

ブラジルも普段はヘラヘラしてたりチャラチャラしてたりしてる様に見えるけど、真剣になった瞬間の熱量や目つきは流石ですよね。

現代日本に失われつつある熱量。

取り戻していきたいよなぁ~。