自転車に乗ってると、幼稚園で移動動物園が開催されてました。

子供らはテンション上がるよねぇ！

で、今回は、保護者の方は、園内に入れないルールだったのか、動物を見る子供らを見る親が園の柵の外に。

動物見てる動物見てるやん。笑　とか、思いながら。

ま、僕も通りがかりで体育の授業とか見てまう時もあるし、一緒なんですが、わざわざ見に行ってしまうデメリットもあるなぁ、と。

子供らって、子供らだけが知ってる体験をして、それを必死に嬉しそうに親に話す瞬間ってあるぢゃないですか？

全然伝われへんけど、なんかめっちゃ嬉しそうな時。

でも、いつもいつも、親が見に行ってしまうとその瞬間や経験を奪う事になりかねないわけですよ。

子供が親に報告するというか、答え合わせ的なものになってしまう。

例えば、大興奮で、『今日ゴリラが幼稚園来てな！めっちゃ凄かってん！』とかなるとするぢゃないですか？

ゴリラなんて来るわけないと思いながらも、親は、『そうなんや！すごいな！』とか、『そんなもん来るわけないやろ～』とか、色んなコミュニケーションが生まれると思うんですが、実際に観に行ってると、正しいかどうかみたいな話になってしまう。

なんやったら、『○○くん、嘘はアカンよ。ゴリラなんて来てないでしょ。』的な事になったら、何もおもろない。

子供の事を見たい気持ちはわかりますが、見守る、と言うのは、そういう事ではない気もします。

リスクを防ぐ為には、何もかも親が管理して、一切の失敗のないようにするのがいいのかも知れませんが、僕は、子供に失敗させてあげるのが親の仕事なんちゃうかな、と思ってまして。

失敗して、そこからどうするかが一番大事やから。

人生って、失敗ばっかりなんです。

大小含めて、ほぼほぼ失敗。

でも、それで立ち上がれない人もいれば、笑い飛ばす人もいるわけで。

僕は、笑い飛ばせる人間に育って欲しい。

失敗なんてネタやん。笑

チャレンジして、成功したら、もちろんええし、失敗しても、ネタになるし、経験も積める。

チャレンジせんかったら、何もない。

失敗はせんけど、何もない。

0勝0敗の人生より、なんぼ負けても、一つでも勝ちを積み重ねる人生がええんとちゃうかなぁ。

価値ある勝ち、ですよ。

負けは蒔け、ね。

種蒔きです。

芽が出る為に絶対に必要な事。

そんな事を、ふと、こないだ思ってね。

別に、観に行ってる人を否定したいわけでなくてね。

こういう説明すんのもナンセンスなんですが、文脈を読めない人がいるんです。笑

そういう意味ちゃうやん、ってね。

子供らには、今のうちにたくさん失敗して欲しい。

怒られて欲しい。

大人なったら、そうはいかんから。

僕も、子供の時や学生時代の失敗からたくさん学びました。

と言うか、人間は失敗からしか学びません。

成功は嬉しいし楽しいけど、やっぱり失敗して学ぶ事が多い。

だから、子供のうちは怒られまくったらええ。

納得できひん事もあるやろし、思い通りにならん事もあるやろう。

それはそれでええねん。

何回も同じ事して、何回も同じ様に怒られたらええ。

褒められたら気持ちええけど、結局、それだけではタフさは身に付かんしね。

世の中そんなに甘くない。

と言うか、世の中がそうなってしまったら怖い・・・

日本も終わりですよ。

そんな事より、タフでたくましくて、どんな時でも笑いに変えれるタフさがあれば、あとはどうにでもなるわい。

笑っていこうぜ。

笑っていこうぜ/強