#619-靴ちゃんと履いてますか?-
POSTED:2015/12/19 CATEGORY:BLOG『あれ?!今日、靴履いてきたつもりのに、気付いたら裸足だった!』って人は読まないで下さいね。笑
職業柄、人の足や靴が気になってしまい、すごく見てしまうのですが・・・
素朴な疑問が。
姿勢だったり骨盤の歪みだったりを気にする人はこんなに多いのに・・・
肩凝りや腰痛を持つ人がこんなに多いのに・・・
身体を支える土台である『靴』を大切に考える人が、なんでこんなにも少ないんでしょう・・・
重力の下で生きていく以上、足(靴)が身体を支えるという構図は万人に共通するわけです。
なのに、靴の選び方、履き方まで意識している人はとても少ないように思います。
ブカブカの靴で歩いている人だったり、踵を踏みつぶしてしまったり、極端に靴底が減った靴を履いていたり・・・
靴紐をきちんと結びましょう、以前の問題の方もたくさん見かけます。
確かに、靴をきちんと履いたところで、その瞬間に、腰痛が治ったりするわけではありません。
でも、その気付かない程度の差だからこそ、積み重ねが大切なわけで・・・
コレね。
きちんと靴を履くか履かないか、の差はデカいですよ。
スポーツに取り組む学生でも、エエ加減に靴履いてる子、多いですね。
練習の時はきちっと履くけど、普段はエエ加減やったり。
練習や試合では誰でも頑張れるんですよね~。
それ以外の時に、どれだけ意識を高く持てるかが差を生むねんなぁ~。
『雨垂れ石を穿つ』
最初は、面倒でも、習慣になれば、どうって事ないからねぇ~。
小事が大事を生む、とも言いますし、どっちでも良さそうな事ほど、ええ方の選択をし続ける事が大切。
今は、学生アスリートをフィーチャーしましたが、誰にでも言える事です。
身体に痛みを抱えるそこのアナタ!
靴に意識置いてますか?
何かこだわってますか?
痛くなってから、どうするかを考えるのも大事ですが、痛くならないにはどうすれば良いかという思考の転換も大切ですよ♪
ハイヒールにこだわるのもいいでしょう!
そしたら、その為の準備やケアをどれだけできるのか。
そこに意識を置かないとダメ。
細かい事ばーっかり言いますけど、ホンマに大切な事なんですよ。
こないだの子供靴セミナーでも言いましたけど、子供が靴を履く時にかけるお母さんの一言が日本と欧米の差を端的に表しています。
日本のお母さんは
『早く履きなさい。』
と声を掛ける事が多いと思います。
欧米では、
『きちんと履きなさい』
と声を掛けるそうです。
この違いはどこにありますか?
日本での靴文化はたかだか明治以降ぐらいですが、欧米では数百年の歴史があります。
それだけ、靴を大切に考えて来た文化と、なんちゃって靴文化の差ですね。
小さな事の積み重ねが大きな事に繋がると思うのでしたら、是非、靴選び、靴の履き方から見直してみて下さい。
そこに意識を置く事で、必ず、何か差が生まれるはず・・・