大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2304-布施-

POSTED:2021/10/06 CATEGORY:BLOG

僕が布施というと、東大阪の大都会【布施】に飲みに行った話かと思っちゃいますよねぇ。

違います。笑

今日は、仏教用語の【布施】です。

デジタル大辞泉によると

六波羅蜜の一。施しをすること。金品を施す財施(ざいせ)、仏法を説く法施(ほうせ)、恐怖を取り除く無畏施(むいせ)の三施がある。布施波羅蜜。
 僧に読経などの謝礼として渡す、金銭や品物。「布施を包む」

今日は、特に、『施し』のお話を。

この記事を書くキッカケになったのは、『笑い飯哲夫のサタデーナイト仏教』というラジオ。

たった15分間の番組ですが、大好きな番組でして。

今回は、須磨寺の住職さんがゲストやったんですが。

まずは、その方が、住職になられた経緯とか、奈良県立大学で、街づくりの勉強をしてはった事とか、『住職』は、ほんらい『十職』、八百万的な全ての事をする仕事みたいな意味から来てる事とか、そういうお話があって。

で、【布施】の話。

施しというのは、あくまで、一方的で、見返りを求めるものではないと。

例えば、挨拶をするとして、相手が挨拶を返してくれるかどうかは問題ではない、そこを求めるから、おかしな事になるというような話でした。

挨拶をするのは、『挨拶をする自分でありたい』のか、『相手に挨拶を返して欲しい』のか。

挨拶を返して欲しいなら、それは挨拶をしたいわけではなく、挨拶を返して欲しいだけで、それは施しではないとなるわけです。

ここからは、僕の解釈になるのですが、結局は、自分がどうありたいか、という事なんですよね。

自分がやりたい事をやる、ってのが、本当の意味では、布施と言うか、好き勝手ってあんがい難しいわけですよ。

他人に評価されたい気持ちが絶対に生まれますからね。

でも、そこを見極めて、何がしたいのか、自分がどうありたいのか、もちろん評価はされたいんですけど・・・笑

煩悩の塊ですからね。

ちなみに、『煩悩の塊』というミルクボーイのラジオ番組もあります。笑

信仰心が厚いわけでもないし、墓参りもええ加減にしか行けへんけど、自分って仏教徒やなぁ、と思う事が最近多いです。

そもそも、たくさんの仏教用語に囲まれて生きてますしねぇ。

別に、信仰心厚く持ちなさい、とかって話ではないんですが、自分の考え方の拠り所やったり、すごく参考になる考え方も多いので、一度興味を持ってみはったら、とは思うんです。

本やら、人の話って、勉強なる事ばっかりです。

人生が豊かになる。

そうです、僕は豊かな人生を生きたいんです。

人一倍楽しみたいんです。笑

はい、煩悩だらけです。

だからこそ、少しぐらいは、勉強してバランス取らんとアカンと本能的に感じてるのかも知れません。笑