大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2134-友達親子-

POSTED:2021/03/06 CATEGORY:BLOG

『友達みたいに仲の良い親子やね~。』

『えっ、姉妹かと思ったら親子ですか?!』

仲睦まじくて微笑ましい光景ですよね。

娘と姉妹に見られて嬉しいですよね。

お母さん、恥ずかしがってるけど、どこか誇らしげ。笑

でもね、これって、ホンマにエエ事なん?!

親子関係の理想形は、友達関係になる事?!

僕は、決してそうは思いません。

いや、綺麗にしてるお母さんはええんですよ。

そこでなくてね。

親子はいつまで経っても親子、って事です。

今でこそ、自分も親になり、親の立場同士で、親と話す事はありますが、あくまで、親子で、決して友達ではないです。

この意味をわかってへん親子がとても多いように感じます。

と言うか、親の問題でしょうね。

親と子供の立場の違いが分かってないと言うか・・・

親と子供が同列でどうするんですか。

『子供とケンカした』とか聞きますけど、僕からしたら有り得ない話です。

身の回りの事してもろて、学校行ってるだけで何が親とケンカできんのよ。笑

ちゃんちゃらおかしいわ。笑

親の仕事は何ですか?

子供に気に入られるのが仕事ですか?

子供を一人前に育てるのが仕事ちゃいますのん?

そら、親だって未熟ですよ。

足らん事だらけです。

子供を教育なんて・・・って、思うかも知れません。

それでも、恥をかなぐり捨てて、真っ当な人間みたいな顔して全力で子供を育てるのが親ってもんでしょうよ。

それが、親の責務ですよ。

自分が子供に偉そうに言える事なんて、ってのは、逃げでしかありません。

どんな状態であろうと親は親です。

あんたが自分で親になったんやから。

子供に何かを伝えないと。

世間の仲の良い親子、友達親子を観てると、そこに違和感感じるんですよね~。

ま、親であれ、先生であれ、大人に、毅然とした態度がないから、子供も大人をナメるわけです。

子供は親が怖いぐらいでちょうどなんですよ。

虐待とか恐怖ではなくてね。

どこか怖さがある関係がちょうどええと思うんです。

今の子らの、親や先生、大人に対するリスペクトの無さの根源は、親子関係に起因してる気がしてます。

上下関係を厳しくとかではなく、目上の人に対する尊敬や敬意は持って然るべきかと。

僕は、子供(わが子だけでなく接する子供達)に、社会に通用する一人前になって欲しいと思ってます。

大人になった時に、色んな話ができたら最高ですよね。

今は、別に嫌われてもいいです。

言うべき事を言うのが役目ですから。

『どの口が言うねん』って事もあるかも知れません。

それでも言うのが、親の、大人の役目やと思うんです。

娘や息子には、『家が嫌や』『早く大人になって出て行きたい』と思えるぐらいでちょうどええと思ってます。

居心地が良過ぎていつまでも住みたい家は違うのかな、と。

そら、友達親子やったら楽でしょうよ。

何も教育せんと、ただただ楽しく遊ぶだけが親子やったら。

夜中まで一緒に桃鉄しますよ。笑

でも、時間になったら、『寝なさい』と言うのが、親の務めなんです。

僕だって、本当はもう少しやりたいんですよ。笑

夜遅くまで、子供連れて飲み歩いてる親子も一緒です。

僕の中ではちょっと違う。

僕は、子供は置いといて、飲みに行きます。笑

兎にも角にも、世の中の親子関係に違和感を感じる事が多くなって来ました。

親が子供に気を遣うような関係って、いつからこんなんなったんや。

腫れ物に触るように気を遣ってる人もいます。

子供なんて、親がいないと何もできひんのに、まずはそういう所から教えないと、感謝も何も湧いて来ませんよ。

あー、こんな話しながら、飲みたいね。笑

いや、誰もこんな話聞きたないか。笑

飲む時は、もっとアホな話にしときましょかっ!!