『ハレ』と『ケ』って言葉を聞いた事がありますか？

僕が初めて聞いたのは、高校生の頃だったと思います。

同級生の人も誰も覚えていないと思うけど、工藤公康似の先生が集会かなんかの時に話していました。

「『ハレ』と『ケ』というもんがあってやなぁ～・・・」とあまり話の内容は覚えていないけど、服装をきちっとしなさいという内容だったように記憶しています。

なんで、急にこんな話になったかと言うと、ここ最近になってこの言葉の意味が凄くわかるようになってきたんです。

 

『ハレ』とは晴れ舞台や晴れ着というように、『非日常』という意味合いがあります。

『張り切って』という言葉ももしかしたら、『ハレ』と関係あるのかも。

『ケ』というのは、『日常』の部分を指します。

陰陽とも似ていますね。

ま、ワンセットでどっちかだけでは成り立たんわけです。

詳細はWikipediaで。

ハレとケ

 

で、何が言いたいかって言うとね、時代の変化に伴う色んな生活様式の変化はあれど、『ケ』が大切だという事です。

思い出とかって『ハレ』の部分だと思うんですけど、毎日そればっかりぢゃ、それは『ハレ』ではなく『ケ』になってしまう。

ディズニーランドに毎日行ってる人は、もう感動なんてしないでしょう。

たまに行くからいいんです。

それが『ハレ』やから。

外食なんかもそうですよね。

たま～に、贅沢なモン食うたら、たまらんぐらい美味いですし、記憶にも残るけど、しょっちゅーやと一つ一つの感動は薄れるはず。

服装も使い分ける事で、気持ちの持ち様も変わったりとかね。

結婚式とか行く時にピシッとスーツを着るのも気持ち良いもんです！

『オシャレ』ってどのアイテムを持ってるからとか、コーディネートがこうやからってわけではなく、こういう使い分けかなと思います。

普段着と晴れ着と。

違うんかな。

ま、全てにおいて、これが『ハレ』と『ケ』やって線引きはできないんやけども、自分の意識の中で、そういう意識を持つ事は凄く大切だなと思うんです。

『ハレ』を楽しむのはもちろん、『ケ』があるからこそと思うと、平凡な日常にも感謝できたりとかね。

そういう意識がないと、『ハレ』ばっかり見てもうて、そっちばっかりに意識がいってしまう。

インスタとかFacebookとかに翻弄されたりね。

他人の『ハレ』と自分の『ケ』を比べてもX軸もY軸も違うわけですから。

卑屈になっても全く意味がない。笑

そんな事より、自分の中でしっかりと『ハレ』と『ケ』を持って、楽しむ事が大切。

って、僕もインスタもFacebookもやりますけどね。笑

『ケ』を頑張るからこそ、『ハレ』がより輝くわけです。

それは、他人どうこうではなく、自分の気持ちの問題。

自分への『ご褒美』ってステキぢゃないですか。

これも何をもって『ご褒美』と感じるのか。

同じビール一杯でも無意識に飲むのと、何かに感謝したり、ご褒美として飲むのとは意味合いが違うでしょうしね。

ま、だから僕は家では、基本的にお酒は飲みません。

仕事を頑張ったり、『ハレ』の時は飲みますけど、普段から無意識に飲むのは、なんかもったいないな、と。

外では、ヒトとご飯を食べるのが『ハレ』やから、もちろん飲みますけどね！

『ハレ』ばっかりやんっ、て言われそうですが、それは僕の自由でしょ。笑

ほっといて下さい。笑

 

そんな言い訳をしながら、家族サービスは『たまに』とさせて頂いております。笑

さっ、アホな事言うてんと今日もしっかり頑張りまーす！

 

こちらも昨日リリースさせて頂いたのですが、早くも予想以上の反響があり、すでに、開始日を決めて頂いた方も。

嬉しい限りですが、結果を出してこそ、で、まだ何も始まってませんもんね。

こちらも頑張りまっせ。

ご不明な点、ご不安な点は、お気軽にお問い合わせ下さいませ。