大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2701-中央区卒業大会~本編~-

POSTED:2023/02/25 CATEGORY:BLOG

1回戦は開平ファイターズさん。

6年生が少ないチームですが、どんどん力をつけてる印象のあるチーム。

実力を発揮すれば、負けない自信もありましたが、やってみないとわからないのが勝負事で、しかも、中央区大会は、特殊な空気感のある大会で、本当に何があるかわかりません。

案の定、1回表、三遊間の内野安打をキッカケに、走者2人を背負うピンチを招くと、セカンドとセンターの間に落ちるポテンヒット。。。

二人とも足動いてなかったね。笑

もちろん処理にも手間取って、あっちゅー間に2点のビハインド。

しかも、45分ゲームの中で、10分以上消費して、なんとか初回の守備を切り抜ける。

決勝までいくつもりで、たくさんの選手を使える様にとか考えていた事が、取り返しのつかない事になるかと、正直焦った~笑

2回からは、ピッチャー交代で流れを変えようと思いました。

変わった5年生投手の好投で、流れを引き寄せ、裏の攻撃では、ラッキーボーイ的6年生が鮮やかなセンター前ヒットで出塁!

打つと盛り上がる選手で、一気にうちの流れ!

代走のスペシャリストを起用し、盗塁からの鮮やかな勝ち越し点。

ここまでくれば、チームの緊張感も解れ、一気呵成に6得点!

8-2で勝利を収める事が出来ました。

続く準決勝は高津子ども会さん。

何度も練習試合はしてますし、お互い手の内は知った間柄。

児童数が少なく、選手も少ないですが、ダークホース的な存在の怖いチームです。

女子選手が多く、投手力に優れているので、ロースコアで逃げ切りたいなとゲームプランを考えていました。

ところが、またまた初回からミスも重なり、1点のビハインド。

あちゃー、と思いましたが、今回は、時間的な消費が少なかった事もあり、焦りは少なかったかな。

1回戦の逆転の経験もチームに自信をもたらしていた様に思います。

ただ、ここでも、1回裏で逆転できず、同店止まり。

なかなか甘くないっすね。笑

2回表を無失点で切り抜けた2回裏。

先頭打者のところで、1回戦のラッキーボーイを代打起用!

これが当たりました!

初戦に続くセンター前ヒットで、一気に流れを引き込んでくれました!

最終的には、それをキッカケに、8-1で勝利し、決勝進出!

決勝は、9月の大会で決勝で敗れている玉造バスターズさん。

長年に渡って、中央区を引っ張る名門チームです!

リベンジを果たそうと意気込むも、相手エースを攻略できず、打線が沈黙。

そんな試合は、なんとか守り合いでロースコア持ち込むのが定石ですが、1回裏に、1.2番を四球で出したあとに、クリーンナップに綺麗に塁上を掃除され3失点。

めっちゃ厳しい展開なるやん。笑

このままズルズルいく可能性も見えましたが、継投した4年生投手が流れを引き寄せ、なんとか逆転の流れを作り出してくれました。

相手の投手が交代していた事もあり、なんとか慌てさせたいと思っている間に、迎えた最終回。

代打の神様のラッキーボーイの運も尽き(笑)、続けて6年生を代打に。

どん詰まりでしたが、気持ちでライト前ヒット。

続くは、8番打者の6年生!

小柄で、どちらかと言うと『守備の人』な選手で、打撃では苦しんでいた選手に打順が回って来ました。

初球の反応を見て、代打も考えましたが、ここは『こいつと心中しよう』と奇跡を信じました。

早々に追い込まれ、『甘くはないか』と思いました。

バッターも涙ぐんでいました。

そこから驚異の粘りを見せ、3ボール2ストライクのフルカウントまでもっていき、最後は、右中間を抜ける3ベースヒット!

彼の過去一の打球でした!

3塁ベース上で、心の底から喜びを表現する彼の姿に目頭が熱くなりましたし、思い出しながら書いてる今も泣きそうです。笑

ワイルドピッチもあり、3-5の2点差に迫り、9番打者。

長打は期待できませんが、なんとか塁に出て、チームの絶対的中心選手の1番打者に繋げば、、、の空気感がベンチにも応援席にも。

セーフティーバントを試みたり、そうこうしてるうちに追い込まれ、三振を覚悟したそのボールになんとか食らいつき、打球はふらふらとライト前へ。

よっしゃ、落ちる!流れはこっちや!と思いましたが、相手が一枚上手でした。

ポジショニングも抜群で、球際も強かった。

2死。あと1人。

マウンドには再登板したエース!

打席には、うちの主砲!

羨ましいぐらいカッコ良い二人の絵になる対戦でした!

結果は、三振。

悔し泣きをする選手もいましたが、スッキリとやり切った選手たちがいたのも印象的でした!

僕自身も負けて悔しかったけど、本当に頑張った選手たちを讃えたいと同時に、ソフトボールや野球という競技の素晴らしさも痛感しました。

逃げられない打席があって、そこでコンマ数秒の世界でボールを見極め、スイングするかの決断を、結果に責任を背負う。

大人でも大変な事やけど、この逃げられない経験が、子供にとってすごく良いんちゃうかなぁ、と。

世の中、大体の事は逃げれますし、誤魔化せますからねぇ。笑

そんなストレス下だからこそ爆発する感情もあると思うし、その瞬間の子供たちの顔を見てると、ただただ最高なんですよ。

それを最前線で見れる指導者という立場は、ホンマに有難いなぁ、と。

あまりに長くなったんで、この辺で終わりにしますけど、興味持って頂ける方は、飲みながら、ね。笑

みんなよう頑張った!

カッコ良かった!

お疲れさん!

後輩たちは、来年、中央区チャンピオン、取り返すぞっ!!