大阪谷町6丁目のスポーツ鍼灸整骨院『久保鍼灸整骨院/KUBO LAB』

#2203-大坂なおみ-

POSTED:2021/06/02 CATEGORY:BLOG

全仏OPに出場していた大坂なおみ選手が、義務付けられている会見の拒否を表明し、後日、大会を棄権しました。

2018年からうつ病を患っていたことも告白されました。

この出来事は、見る方向によって、意見も色々出るやろし、非常にナーバスな問題やと思います。

必要かどうかは置いといて、僕なりの考え方を書いてみたいと思います。

まずは、『大坂なおみ』という一人間がすごく心配な状態である事は間違いないです。

精神的に不安定な状態にあると思いますし、テニスどころではないかも知れません。

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これは、多くの方が悩まれているのと同様に、すごくナイーブな問題なので、どう解決すべきか、近くで寄り添う人間が大切で、周囲がゴチャゴチャ言うべき事ではないです。

一ファンとしては、またコートで躍動する姿が観たいですし、コンディションを整えて欲しいなと願うばかりです。

プロテニスプレーヤーとしては、義務付けられている以上、どんな質問をされようが、会見は行うべきだと思います。

これは、錦織圭選手やラファエル・ナダル選手の意見が的を得ていると思います。

錦織圭選手
「嫌なこともあるけど、大会で賞金をもらい、いろんな人が大会に関わってくれていることを考えると、しないといけないことだと思う」

ラファエル・ナダル選手
「普段から世界中を飛び回ってニュースを書いてくれる人たちがいなければ、おそらく僕たちは今日のようなアスリートにはなれないと思う。世界的な認知度も得られなければ、あれほどの人気も得られないのではないだろうかと考えている。」

トップアスリートが、プロ選手が、その立場でいられる事は、メディアがあって、スポンサーがあって、ファンがあって、という仕組みは間違いない。

ただ単に上手だからプロでいられるわけではない。

その振る舞いも含めてのプロ。

コート外の行動も問われると思います。

別に、全員が良い子ちゃんであるべきとは思いませんが、自分の行動に対する責任は持つべきです。

それら、全てを飲み込んで、その競技をする事で生活をするのがプロやと僕は思います。

その考え方からすると、今回の行動には賛同できません。

もちろん、気持ちもわかるし、彼女の現在の状態が心配なのは、間違いないんやけど。

だから、今回に関しては、人間としては心配やけど、プロ選手としては残念。

心身のコンディションを整えてこそのプロ。

心が整わないのは、身体が整わないのと一緒。

心だけが、優遇されたりするのはおかしいと思う。

メンタル弱ってるけど、めっちゃ強いサーブ打つしね。笑

逆に、身体弱かったら、相手は手加減してくれんのか、って話なってまうからね。

だから、今回の一件に関しては、『心配』やけど、『擁護』はできない、が僕の感覚です。

兎にも角にも、パワフルなショットと、恥ずかしがり屋で奔放なキャラクターの大坂なおみ選手に戻って来て欲しいなぁ!

楽しみにしてるで~!