#958-筋肉のお話-
POSTED:2017/02/16 CATEGORY:BLOG久々のお勉強シリーズです。
今日は、筋肉の収縮に関するお話です。
簡単に言うと、筋肉は『収縮』と『弛緩』しかしません。
しかも、その一連の流れは自動的で、筋肉自体が力の調整をする事はできません。
この一連の流れを『単収縮』と呼びますが、言わば、痙攣のようにピクピクしたような感じです。
張力がピークに向かって収縮し、ピークを迎えると弛緩します。
ただ、日常生活動作はそれでは成り立ちません。
力を入れ続ける事も必要です。
単収縮の途中で、さらに単収縮が起こると、加重と言って、倍、そこからさらに倍、の倍々ゲームのような状況が起こります。
ま、もちろん、どんどん張力が倍になったら、どえらい力が出せる事になりますが、そんなわけもなく、最大張力で頭打ちし、その力が保たれた状態を『強縮』と言います。
『恐縮』と読みは同じですが、意味は真逆ぐらい違います。笑
で、今まで話したのは筋線維単位の話で皆さんが聞いた事のある『上腕二頭筋』や『大腿四頭筋』『腹直筋』なんかは、この線維が多数集まって束になり構成されます。
で、同じgroupの筋肉は、一緒に働いて欲しいので、1人の上司(α運動ニューロン)が管理し同じ指示を出します。
このgroupを『運動単位』と呼びます。
1人の上司が何人の部下を抱えているかと言う事になりますが、簡単な仕事をする大きな筋肉は、多くの部下を抱え、目なんかの細かい動きをする筋肉は、少ない部下に細かく指示を出す事になります。
ここまでは、α運動ニューロンから筋線維という末梢の話でしたが、ここからは、更なる上司の中枢のお話になります。
はい、全てを司る最高中枢、脳のお話です。
錐体路とか、大脳皮質とか、耳慣れない言葉が続きますので、細かい話は割愛しますが、大脳が色んな動きの指示を筋肉に出し、色んな動きの記憶や経験は、小脳で行います。
一回自転車乗れるようになったら、いつでも乗れるのは小脳のお陰です。
なので、小脳を障害されると、運動機能の失調をきたします。
ちなみに、脳のシワを伸ばすと、小脳は大脳より大きいそうです。
しかも、2倍ぐらい。
神経細胞の数も大脳で140億個、小脳で1000億個ぐらいになるそうです。
脳って、すごい。
僕も、脳に関してはまだまだ勉強不足で、これからもどんどん勉強したいと思います。
人間の身体って面白いですねぇ~。
今日は、午前中も空いてますし、午後も17時台以外は空いてます~。
クボトレキッズも少なそうです!
15:00~です!
お待ちしています!
まだまだ寒い日が続きますが、活動的な毎日を!
僕は二日連続でサッカーして、今日は卓球です!
食べる分、動く!
さー、今日も張り切っていきましょー!